Q 子宮頸管3センチって短い？長い？

子宮頸管とは、子宮の下あたりの筒状の部分のことをいいます。子宮をハート型にたとえると、ちょうどくびれている部分。

子宮頸管が短くなってくるというのは、赤ちゃんがだんだん下におりてきているということなんです。そのままでは早産などの危険性が高くなるため、安静にしたり、必要に応じて張り止めなどを処方して、注意深く見守ります。

正常といわれる子宮頸管の長さは、妊娠週数によっても違いますが、だいたい3.5〜4センチ前後。3.5センチより短くなると「やや短め」、3センチ以下になると「短め」といわれることが多いようです。2〜2.5センチより短くなると、入院や治療が必要となってきます。

実際には、子宮頚管の長さだけでなく、ママや赤ちゃんの状態も見ながら、診断が行われるそうです。主治医の先生に、いま、どの程度で、どんなことに注意したらいいかなど、聞いてみてください。(2011/6/21)