[妊娠のメカニズム]どうやって妊娠が成立するの?
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妊娠は、卵子と精子が出会って成立します。 女性は、毎月1個ずつ、卵巣から卵子を排出します。 これが“排卵”。
STEP1:卵巣から出てきた卵子が卵管を通って子宮内へ移動
↓
STEP2:卵管で精子と出会い受精。
↓
STEP3:受精卵が成長して子宮に移動し、子宮内膜に着床する。
脳の下垂体という器官から分泌されるホルモンの刺激によりいくつかの卵胞が成熟しはじまめますが、その中から選ばれたただ1つの卵胞だけが成熟し、この成熟卵胞から卵子が排出されます。
これが排卵です。
基礎体温をつけている方は、基礎体温が低温から高温になる境目に排卵がおきると考えてください。
つまり排卵して2〜3日の間にうまく出会わないと、受精卵にはなれないのです。
子宮では、排卵直後から受精卵を迎え入れるための準備をすすめています。子宮内膜を分厚くして、受精卵がうまく着床できるような、ふかふかのベッドを作っているのです。
こうして、受精卵は細胞分裂をくり返しながら、細い卵管を通り、約1週間後に子宮内へとたどり着き、うまく子宮内膜に着床すれば、めでたく妊娠成立となります。
通常着床を妊娠の開始と定義しています。 もし、排卵してもうまく精子と出会わなかったり、精子と出会って受精卵となっても、うまく着床できなければ、妊娠は不成立。ふかふかのベッド(子宮内膜)は生理で排出され、卵巣ではまた新しい卵子が育っていきます。
【参考】
ママニティ大百科
「不妊」ってどういうこと?
不妊治療のはなし 不妊の検査
STEP1:卵巣から出てきた卵子が卵管を通って子宮内へ移動
↓
STEP2:卵管で精子と出会い受精。
↓
STEP3:受精卵が成長して子宮に移動し、子宮内膜に着床する。
STEP1:排卵とホルモンの関係は?
卵子は、卵巣の卵胞という袋の中で排卵される日を待っています。脳の下垂体という器官から分泌されるホルモンの刺激によりいくつかの卵胞が成熟しはじまめますが、その中から選ばれたただ1つの卵胞だけが成熟し、この成熟卵胞から卵子が排出されます。
これが排卵です。
基礎体温をつけている方は、基礎体温が低温から高温になる境目に排卵がおきると考えてください。
STEP2:受精
卵子の寿命は12〜24時間、精子の寿命は48〜72時間。つまり排卵して2〜3日の間にうまく出会わないと、受精卵にはなれないのです。
STEP3:着床
受精後5日ほどすると、受精卵は子宮腔(子宮の中)に到達し、7日目には子宮内膜にもぐり込んで、根を張ってゆきます。これが着床です。子宮では、排卵直後から受精卵を迎え入れるための準備をすすめています。子宮内膜を分厚くして、受精卵がうまく着床できるような、ふかふかのベッドを作っているのです。
こうして、受精卵は細胞分裂をくり返しながら、細い卵管を通り、約1週間後に子宮内へとたどり着き、うまく子宮内膜に着床すれば、めでたく妊娠成立となります。
通常着床を妊娠の開始と定義しています。 もし、排卵してもうまく精子と出会わなかったり、精子と出会って受精卵となっても、うまく着床できなければ、妊娠は不成立。ふかふかのベッド(子宮内膜)は生理で排出され、卵巣ではまた新しい卵子が育っていきます。
【参考】
ママニティ大百科
「不妊」ってどういうこと?
不妊治療のはなし 不妊の検査
公開日:2016/01/01