離乳食百科

離乳食の食材リスト〜飲み物・調味料篇〜

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離乳食の食材リストの飲み物・調味料篇です!
5,6ヶ月(初期) 7,8ヶ月(中期) 9〜11ヶ月(後期) 1歳〜1歳半(完了期) 1歳半〜(幼児食)
麦茶・ほうじ茶・番茶
市販のベビー用か、大人用に作ったものを湯冷ましで薄めて飲ませます。
緑茶・煎茶・ウーロン茶 × × ×
カフェインが多く含まれるので、1歳前はNG。完了期になったら、大人用に作ったものを湯冷ましで薄めて飲ませます。
コーヒー・紅茶 × × × × ×
カフェインが多く含まれるので、離乳期はNG。3歳以降、家で作ったミルク入りのものを、お楽しみ程度に飲むくらいならOK。
ジュース・炭酸飲料 × × × × ×
糖分が多く含まれて、炭酸飲料の刺激も赤ちゃんには強すぎるので、飲ませる必要はありません。ジュースは、幼稚園(3歳以降)に入る頃から外食でお子様ランチのお楽しみとして飲む程度に。
ベビー用イオン飲料
イオン飲料は、熱があるときなどには最適な飲み物ですが、日常的に飲ませるのはNGです。
牛乳
飲み物としてではなく、加熱して離乳食に使用するのはOK。そのまま飲ませるのは、1歳以降に。
乳酸菌飲料 × × × × ×
糖分が多く含まれているので、離乳食期には向きません。幼稚園(3歳以降)に入る頃から、お楽しみとして飲む程度に。
豆乳 ×
お腹への負担が心配なので、初期は離乳食に使用するのも控えて。中期、後期も、飲みものとしてではなく、離乳食に使用するならOK。そのまま飲ませるのは1歳以降にしましょう。
ハーブティー × × ×
独特の味と香りがあるので、離乳食期には向きません。飲ませるなら1歳以降、薄めて与えてましょう。
ミネラルウォーター
赤ちゃん用か、もしくは軟水を沸騰させたものならOK。硬水はミネラルやマグネシウムを多く含み、下痢をすることがあるので飲ませないようにしましょう。
水道水 × × ×
水道水は安全と言われていますが、消毒液なども含まれているので、離乳期は一度沸かしたものを冷まして飲ませます。これを白湯(さゆ)といいます。離乳食に使う場合も、必ず煮沸して。
× ×
初期、中期には使いません。後期から少量使う程度に。
しょうゆ × ×
塩分が多いので、後期以降、風味付け程度にごく少量使う程度に。
味噌 × ×
塩分が多いので、後期以降、ごく少量使う程度に。だし入り味噌は避けましょう。
砂糖 ×
初期は使用せず、中期以降に。使いすぎに注意しましょう。
× ×
酸味が強いので後期以降から。風味付け程度に少量にとどめましょう。
うまみ調味料 × × ×
出汁や野菜スープなど、素材の旨みを味わう時期なので、完了期までは使用しません。
固形コンソメ × × ×
塩分が多いので、完了期までは使用しません。
ケチャップ × × ×
後期食以降に、調味料として少量使う分にはOK。 フライドポテトなどにたっぷりつけて食べるのはおすすめできません。
マヨネーズ × × ×
完全に火を通してマヨネーズ焼きなどにしたものを完了食から。マヨネーズは、生のたまごが使われているので、アレルギーの心配のある子は様子を見ながら食べさせましょう。
ドレッシング × × ×
酸味が強く、油分や香辛料なども含まれているので、離乳食には不向き。完了期以降、少量を野菜などにかけて使いましょう。
香辛料 × × × × ×
香辛料の強い刺激は、素材の味や香りを打ち消してしまうので、幼児のうちは使わないほうがいいでしょう。 カレー粉は、後期食から風味付け程度に。
サラダ油・ごま油・オリーブ油 ×
初期はNG。中期以降、調理用として、少量使用します。オリーブ油は加熱しても生で使ってもOK。ごまアレルギーのある子は、ごま油にも注意を。
バター ×
塩分や脂質が多いため、中期から。風味付けに少量使う程度にしましょう。
はちみつ × × ×
はちみつにはボツリヌス菌が含まれている場合があります。腸が未熟な赤ちゃんはボツリヌス菌を吸収してしまい、中毒を起こす恐れが。満1歳までは与えないようにしましょう。
メーブルシロップ ×
砂糖がわりに中期くらいから使っても。甘い味はくせになるので少量にとどめましょう。

公開日:2016/08/30