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Q排便障害などを起こすヒルシュスプルング病とは?

生後3ヵ月になったばかりの娘が1ヵ月半の頃から便秘で一週間から10日出ないのが当たり前になっています。かかりつけの小児科に整腸剤を処方され1ヵ月間様子を見たのち大きい病院を紹介されました。本日行ってきたのですが、前日かかりつけで、12日間出てなかった便を浣腸で出したためか(一時間後に出た)レントゲンでも特に異常はみられず、今度は下剤で様子見だそうです。私自身、大きい病院をと言われてあわてて、ヒルシュスプルング病という病気を調べました。手術じゃないと治らないとのことで頭が真っ白になりました。本日覚悟をして行ったのですが、先生はやはりヒルシュスプルングの名前を出されたものの、まあ、大丈夫そうだけどとおっしゃってました。大丈夫そうと言われたものの下剤でも出なかったらと思うと、この一週間不安でたまりません。完母のため下剤いりの白湯を飲ますのも一苦労です。なんでもいいですからこの病気の事を教えてください。
ヒルシュスプルング病は、腸の働きをコントロールする神経節細胞が生まれつき一部欠損しているために、排便障害などを起こす病気です。

腸の中で、食べ物を消化吸収しながらウンチへと変えていく「せん動」ができず、また、その部分が細くなってしまうため、重い便秘症や腸閉塞などを起こすといわれています。強いおなかの張りや嘔吐を伴うこともあるようです。

でも、大きな病院の先生に診ていただいて「たぶん大丈夫だと思う」と言われたなら、少し安心していいと思いますよ。このまま下剤で様子を診ながら経過観察して、最終的には「大丈夫です」のお墨付きをもらえるといいですね。

もしこの病気の疑いが強い場合は、腸に造影剤を入れてレントゲンを撮るなどの専門的な検査が行われます。ヒルシュスプルング病のお子さんを持つお父さんが立ち上げたサイト「耕一郎一家のお話」も参考になると思うので、検索してみてください。(2012/10/10)

公開日:2016/11/26