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Q おりもの検査でB群溶連菌陽性

出産を控えたマタママです。後期のおりもの検査で、B群溶連菌(GBS)と言われました。前回帝王切開してるので、今回も帝切です。医師の説明で、自然分娩でなく、破水しなければ問題ないらしく、治療の必要はないと言われました。もう少しで、帝王切開ですが…。結構お腹も大きく、張る時も多いです。治療してなくて、破水してしまった場合どうなるのでしょうか?次回病院に行くのは、術前検査の日で…。それまで気になるので、回答お願い致します。
出産まであとちょっとですね。B群溶血性連鎖球菌(B群溶連菌:GBS)は多くの人が腸や膣、のどなどに保有している菌で、普段の生活では特に問題になることはないそうです。でも、妊婦の膣にB群溶連菌が存在すると、産道を通るときに赤ちゃんが感染し、敗血症、髄膜炎、肺炎などになる場合があるといわれています。そのため、妊娠35〜37週に膣内のB群溶連菌を調べる検査が行われているんです。

検査結果が陽性となった場合の対応は、医療機関によって異なるようです。ひとつは抗生剤を1〜2週間処方して治療するケースです。もうひとつは、あなたのように妊婦がこの菌を保有していても問題がなく、また、出産時に対処できるので、治療をしないケースです。

赤ちゃんへの感染は、出産時や破水時にお母さんに抗生物質の点滴投与を行うことで予防ができるそうです。あなたの場合は前回帝王切開なので、今回も帝王切開の予定となっていますが、破水したときや自然分娩となったときは、きちんと抗生物質の投与で対応し、予防してくださると思います。心配なことは医師に伝えてクリアにして、お産に望みましょう。(2013/1/10)

公開日:2017/02/05