2017/06/28

学校にスマホは必要?「スマホ預かりバッグ」が話題に

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子どもにスマートフォン、持たせていますか?

最近、学校へ持ってきたスマホを管理する「スマホ預かりバッグ」というものが話題となっています。

どのようなバッグ?


「スマホ預かりバッグ」は学生服を作っている岡山県のトンボという会社が開発したもの。

学生服の展示会の際、お試しで「スマホ預かりバッグ」を出品したところ、予想以上の反応があり商品化に至ったそうです。

バッグのサイズは縦42×横55センチと、ビジネスバッグより大きめのサイズ。

内側にはスマホを収納するポケットがたくさん付いており、クラス名と個人名がひと目で分かるようになっているようです。



確かに、生徒一人ひとりのスマホを一人の先生が管理するのは大変そうです。
このバッグなら、カンタンに管理できそうですね。

スマホの普及率は


内閣府の調査では、小学生でも高学年になると約3割がスマホを利用しているという結果が出ているそう。
小学生がこんなに使っているとは驚きました。

中学生では約半数、高校生では9割以上もの生徒がスマホを所持しているのだとか。



私が中学生の頃は、携帯電話自体を持っている人が少なかったように思いますが、今はそれだけ生活に必要なものとなっているということでしょうか。

そもそも学校にスマホは必要?


学校側は、スマホの持ち込みに疑問の声もある一方、親が子どもの安否確認などで持たせてしまう限り、持ち込みを禁止することは難しいのでは、という意見もあるようです。

文部科学省では、小中学校では「持ち込みを原則禁止するべき」、高校では「使用を制限するべき」と通達していました。

一方で、スマホを禁止するのではなく、利用する学校もあるようです。

奈良県のある高校では、スマホアプリから意見を送信して討論する授業を行うなど、生徒が使いこなしているからこその活用をしているそうです。

各自治体や学校によっても対応はさまざまですが、禁止と決めつけて抑え込むよりもうまく利用するのは良い方法だと感じました。

ひと昔前では考えられないほどの普及率となっているスマホ。

大人も子どもと一緒に、スマホとの付き合い方を考えていきたいですね。

Q,学校ではスマホをどうするべき?


【参考】
日テレNEWS、山陽新聞、HANJO HANJO、文部科学省、毎日新聞

あめだま
息子と娘、そして夫に翻弄される毎日を送っているAB型。 小物づくりと100均めぐりが趣味。毎年目標が「痩せる」。しかし痩せず奮闘する日々。

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