ママニティ新聞
2010年2月4日
子ども手当、6月から支給へ
従来の「児童手当」に代わる新たな子育て支援金の制度として、民主党がマニフェストに掲げて推進してきた「子ども手当」。
今国会で法案を成立させ、4月1日に施行、6月に第1回目が支給される見通しです。
今年度の手当は、0歳から中学校3年生までの子ども1人あたり、月額1万3千円。6月、10月、2月の年3回、それぞれ4ヵ月分がまとめて支給されます。
親の所得制限は見送られ、すべての家庭が受け取ることができます。
第1回目の支給となる6月は、2月、3月分の児童手当(月額5千円、3歳未満と第3子以降は月額1万円)と、4月、5月分の子ども手当(月額1万3千円)が、合わせて支払われます。
今まで児童手当の対象となっていた子どもについては、新たな手続きは発生せず、自働的に指定の銀行口座に振り込まれます(地域によっては手渡しの支給も)。
今回から新たに支給対象となる子どもがいる家庭(高所得世帯で児童手当の対象外だった家庭や、小学生〜中学生の子どもがいる家庭など)は、手続きが必要です。詳しい手続き方法などは、4月以降、自治体から通知予定です。
マニフェストでは2011年度以降は月額2万6千円が支給されるはずでしたが、財務副大臣が「財源的に厳しく公約の実現はなかなか難しい」と表明。一方、鳩山首相は「予算編成の過程であらためて検討するが、基本的にはマニフェスト通りに行いたい」と述べるなど、再来年度以降については見通しが立っていません。
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