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家庭でできる!子どもの被曝(放射線)対策 第二弾
子どもの外遊びは大丈夫?
福島県の第一原発周辺はもちろん、放射線量の高い福島市、いわき市、郡山市などの地域一帯や、 茨城北部、栃木北部に住んでいる人は安全な場所に移住したほうがいいと私は考えています。

それができない場合は、食品と吸い込みによる内部被曝に気をつけてください。

子どもの外遊びは、晴れていて風の強い日は、地面から舞い上がったチリに放射性物質が含まれているので、やめたほうがいい。吸い込んで内部被曝をしてしまいます。

風の強い日は、マスクをつけてください。ただ、赤ちゃんや幼い子どもはマスクをつけられないので、風が強い日は外遊びだけでなく、なるべく外出を控えたほうがいいでしょう。これは、「インフルエンザが流行しているときは人ごみに近づかない」という予防策と同じことです。

しかし、幼い子が、外で遊んだり、泥んこ遊びをすることは、体と心をつくる上でとても大切なことです。

風が吹いていない日を選んで、外でのびのび遊ばせましょう。雨の日も土ぼこりが舞い上がらないので、遊んでもかまいません。雨が降った翌日や、小雨が降っている日なんかは、地面が湿り気を帯びてホコリが舞いにくいので、外で遊ばせるには絶好のタイミングです。

泥んこ遊びで山や川をつくったり、お団子を作ったりしても、吸い込むことはあまりないのでこれも心配いりません。

気をつけたいのは、落ち葉遊びです。今、地面に落ちている葉っぱは、昨年の春・夏に木についていたものです。これはお茶の葉が汚染されていたのと同じ状況で、一度、葉についたセシウムはなかなか落ちにくい。来年の葉っぱは汚染されていないはずなので、今年だけは、落ち葉遊びは避けたほうがいいでしょう。
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