ママニティ大百科

妊娠力アップの冷え取り術
【ストレス】心が冷えていませんか?

代謝が悪い、血流量が少ないなど、根本的に冷えやすい「冷え性体質」の人は、睡眠・運動・食事のほかにも、自律神経や免疫力のはたらきを高める習慣を取り入れてみましょう。

◆お手軽足湯でポカポカ!

妊娠力アップに欠かせないのが、入浴。なんといってもお風呂は、直接全身を温められる貴重な「冷え取り」タイムです。入浴や半身浴はめんどくさい、時間がない、のぼせてしまうから苦手という人も、足湯ならサッと気軽にできます。

用意するもの:洗面器よりも少し深さのあるもの(バケツ、細長いゴミ箱など)、イス
手順:
1.いつものシャワーより少し熱めのお湯(40〜42℃程度)を容器に張る。
2.服を着たままでイスに座って足を入れる。
3.湯が冷めないよう適度に湯を足しながら、額が汗ばむまで入る。

足を温めると、不思議なことに上半身もぽかぽかと温まってきます。逆を返せば、足元が冷えると、どんなに厚着をしていても体が冷えてしまうということ。靴下やレッグウォーマーなど、日ごろからの足元の冷え対策の大切さも身にしみてわかるはずです。

◆カップルお灸で心も体もポカポカ!

「なんだか年寄りくさい…」というイメージがあるかもしれませんが、使ってみると意外な気持ちよさにハマッてしまう人も多い、お灸。コミュニケーション不足に悩んでいるカップルにもおすすめです。お互いの体をチェックしながらお灸をしてあげると、スキンシップにもなり、さらなる妊娠力アップにつながります。

用意するもの:ドラッグストアなどに売っているシールタイプのお灸
手順:
1.裏面のシールを剥がしておく
2.お灸の先端に着火する(引火に注意)
3.火がついたことを確認したら、ツボに貼る
※装着時間などは説明書に従ってください。
※しばらくすると、かなり熱いと感じるかもしれません。その場合は火傷の恐れがあるので、速やかにはずしてください。

【妊娠力アップのツボ】

中極:陰毛の生え際のすぐ上にある体の中心線上のツボ。生理の周期の調整や着床障害に。
子宮:中極から指4本横にいったあたり。子宮内膜症や月経異常などに。



命門:おへその真裏をイメージ。冷え改善、勃起障害、生殖障害に。
腎愈:命門の両端にあるツボ。不正出血、おりもの異常、勃起障害などに。


足の三里:ひざの外側、皿の下から指4本分下がった場所。気血のめぐり改善、ホルモンバランス改善に。
三陰交:足の内側のくるぶしから指4本分上にある場所。生殖障害、体外受精の準備に。
(※高温期が18日以上続く場合や妊娠初期、受精卵を移植したときは使えません)


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