ママニティ大百科
双子ちゃん、三つ子ちゃん編
アンケート発表！
第1回：妊娠中の双子ママの実態！
“双子”といっても、妊娠中の赤ちゃんの状態によって、3つのタイプにわかれます。胎盤が二つあって、赤ちゃんの部屋が二つある「二絨毛膜二羊膜」、胎盤は一つだけど、お部屋は二つある「一絨毛膜二羊膜」、そして胎盤もお部屋も一つを二人で共有している「一絨毛膜一羊膜」。
これは「膜性」といって、妊娠・出産時のリスクを知る上で重要な情報です。妊娠初期に超音波検査で調べるのですが、みんなの膜性はどうだったのでしょう？
二絨毛膜二羊膜 48人
一絨毛膜二羊膜 26人
一絨毛膜一羊膜 3人
三つ子 0人
わからない 20人
（計97人）
約半数は、「二絨毛膜二羊膜」。胎盤が二つあって、赤ちゃんのお部屋も二つずつにわかれているため、比較的リスクが低かったママたちです。
一方、一つの胎盤を二人でわけあっている「一絨毛膜二羊膜」や「一絨毛膜一羊膜」のママが、約3割も！リスクが高いといわれているから、妊娠中は不安も大きかったことでしょう。
そして、約2割の人が「わからない」と回答!先生から結果を伝えられていないだけなのか、それとも膜性の検査自体していなかったのか…？聞いたけど忘れてしまったママもいるかもしれませんね！
次は、双子ママの病院選びを見てみましょう。
病院（総合病院、大学病院等） 49人
NICUがある周産期母子医療センター 35人
個人の産婦人科医院 12人
その他 1人
（計97人）
一人の赤ちゃんを出産する場合、個人の産婦人科医院で産むママが多いのですが、双子となると、やはり大きな病院や周産期母子医療センターで産むママが圧倒的に多いですね！
双子の場合、妊娠中に入院することも多いと言われています。ママニティのママたちはどうだったのでしょう？
入院した 70人
入院していない 26人
約7割のママは、妊娠中に入院経験アリ！いつ頃から入院することが多いのかな？
妊娠2ヵ月 2人
妊娠3ヵ月 1人
妊娠4ヵ月 1人
妊娠5ヵ月 1人
妊娠6ヵ月 3人
妊娠7ヵ月 12人
妊娠8ヵ月 34人
妊娠9ヵ月 16人
妊娠10ヵ月 3人
（計73人）
妊娠7ヵ月〜9ヵ月頃から、入院した人がほとんど。入院の理由で圧倒的に多かったのは「切迫早産」、次いで、「妊娠高血圧症候群（妊娠中毒症）」です。
また、「順調でしたが、双子は早産が多いらしく、いつ産まれてもおかしくないと言われたから」「その病院では妊娠28週で双子の妊婦さんは必ず管理入院だった」「年末年始で病院が休みで、何かあったら心配だからと入院を勧められた」といった声も。何があっても大丈夫なように予防的に管理入院したママも多いようですね。
他にも「お腹の張りがひどかった為」「片方の子どもに先天性の病気が見つかり、安静が必要になった」「双子の一人が子宮内胎児発育遅延になったため」など、さまざまなケースがありました。
今、双子妊娠中のママは、中期頃から入院の用意もしておいたほうがよさそう！
次週は、妊娠中のマイナートラブルや、双子とわかったときのエピソードなどを発表します。
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