ママニティ大百科

子どもを伸ばす育児法【0〜3歳編】
癇癪はエネルギー発散のあかし

小さな子どもは、自分の望みが通らないと泣き叫んだり、ジタバタ転がったり……と、癇癪(かんしゃく)を起こすことがあります。

でも、子どもが外で走り回って遊んでいるときに癇癪を起こすでしょうか? 家の中にこもって、エネルギーが発散できないと癇癪をおこしやすくなるのです。

もう、ひとつ考えられるのは、普段から何でも子どものいうことを聞き過ぎて、何でも親が先回りしてやってあげている場合。子どもには本来、「自分でやりたい」という欲求が備わっています。その欲求を満たしていないと、爆発してしまいます。とくにひとりっ子はどうしても親の愛情がひとりに集中して、過干渉になりやすい傾向があるので、日頃から注意してみてください。

子どもが癇癪を起こし、どうしても言うことをきかなかったりしたとき、どうすればいいのでしょうか。カンタンです。

「じゃあ、ご飯を作らない」とか、「お片づけしないと食事にしません」と言えばいいのです。子どもには食事がいちばん効果的(そうは言っても、もちろん食事はちゃんと作ってあげるのですよ)。

癇癪を起こす習慣がついて、いいことは何一つありません。でも、視点を変えると、癇癪を起こすということは、内在するエネルギーを持っていることになります。将来、芸術活動に役立つことだって十分あり得ます。

だから、そういう子どもは外で思う存分遊ばせて、エネルギーを発散させてください。


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