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2010年12月13日
ツリーの飾りには意味がある!?

クリスマスにかかせないものといえば、やっぱりクリスマスツリー!!キラキラのお星さまや、真っ赤なりんご、ベルなど、いろいろな形のかわいいオーナメント(飾り)をつけていくのは、子どもでなくてもわくわくするもの・・・。

実はこのオーナメント、ひとつひとつにキリストの誕生や、聖書の教えにまつわる深い意味があるんです。そのいくつかをご紹介しましょう。

まずはてっぺんに飾る大きな星。これはキリストが生まれた瞬間に、夜空で一段と光り輝いたという星になぞらえています。イスラエルのベツレヘムにある馬小屋で誕生したとされるキリスト。地名をとって「ベツレヘムの星」と呼ばれます。欧米ではツリーを飾るときに、この星をいつ誰がつけるか!?それぞれの家庭ごとに決まりがあるんですって。

キリストの誕生を知らせるために、天から鳴り響いたというベルは、喜びの象徴として飾られます。またベルは、羊飼いが羊が迷子にならないよう首につけておくもの。神様を羊飼いに、人間を羊にたとえるキリスト教では、ベルには「何があっても迷わず神様のもとに帰れますように・・・」という願いも込められているのです。

グリーンのツリーにひときわ映える真っ赤なりんごは、寒い冬に実るので強い生命力や収穫の喜びの象徴。不老不死といわれる松の木からとれる松ぼっくりは、永遠の豊かな実りの証です。オーナメントには、自然の恵みに対する感謝や喜びの気持ちも込められているようです。

海外では赤ちゃんが生まれると、その子専用のオーナメントを毎年ひとつずつ買い揃えていく、という風習も。結婚するときに持っていき、新たな家族の歴史を作っていくのだとか。

何気なく飾っていたツリーのオーナメントも、それに託された人々の想いを知ると、ちょっと厳かな気持ちで眺めることができますね。

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