こどもの入院費助成
読み方
こどものにゅういんひじょせい
制度の説明
子どもが入院した時にかかった医療費(自己負担分)や食事代などの全額または一部を助成してくれる制度。「児童医療費助成」「小児医療費」などと呼ばれることもあります。
多くの自治体では「乳幼児医療費助成」の制度で、こどもの入院費をカバーできます。乳幼児医療証の対象とならない年齢の子どもが入院する場合に、この制度が適用されます(この制度がない自治体もあります)。
給付の条件
所得制限のある場合があります。住んでいる自治体に問い合わせてみましょう。
給付の対象となるのは保険診療分で、保険適用外の治療費や差額ベッド代、薬の容器代などは対象とならないことが多いようです。
手続きの方法ともらえる時期
退院後に役所の担当窓口に申請します。必要なものは、病院の領収書、子どもの保険証、印鑑、預金口座のメモなど。後日、自己負担した入院費が預金口座に振り込まれる形式のところがほとんどです。
ここに気をつけて
この制度の他にも、1ヵ月に一定金額以上の医療費がかかるとお金が戻ってくる「高額療養費」という制度があります。
「こどもの入院助成」(もしくは乳幼児医療助成)と「高額療養費」、両方の制度が適用されそうな場合は、手続きの手順などを自治体に問い合わせましょう。
(2014年4月現在)