私立幼稚園保育料助成
読み方
しりつようちえんほいくりょうじょせい
制度の説明
幼稚園は授業料のほか、学校への納付金などがかかります。公立幼稚園の保育料はだいたい年間10万円代ですが、私立幼稚園になると年間30万円以上必要に!
私立幼稚園の教育費を補助してくれるのがこの制度。入園料の補助と、毎月の授業料(保育料)の補助の2タイプがあります。
給付額や条件などは自治体によって異なり、「私立幼稚園等補助」「私立幼稚園就園奨励補助」など、制度の名称もさまざまです。また、この制度がないところもあります。
給付の条件
入園料の補助は、所得制限がなく定額が支給される自治体が多いようです。毎月の保育料については、一定の額が一律で支給されたり、所得制限がある場合など、自治体によってさまざま。
また、第1子、第2子、第3子と金額に差があり、同時に幼稚園に通う子どもの数が多くなるほど、補助が多く出るところもあるようです。
手続きの方法ともらえる時期
入学後、5~6月頃に、幼稚園を通して申請用紙をもらいます。
手続きは、幼稚園を通して行う場合や、保護者が役所などに行く場合など、自治体によって違います。申請書のほか、住民税納税通知書などが必要なこともあります。
支給は、4~6ヵ月分をひとまとめにして、年2~3回支給されるところが多いようです。
ここに気をつけて
自治体によって申請時期が決まっているので、遅れないように注意しましょう。住んでいる市区町村以外の幼稚園に通っている場合は、幼稚園に手続き方法を問い合わせてください。
なお、無認可幼稚園(学校法人でない幼稚園)は、この制度の対象になりません。
(2014年4月現在)