羊水過少症
読み方
ようすいかしょうしょう
意味
羊水は、子宮内を満たす液体で、赤ちゃんを外圧から守り保護する役割を持つ。通常、妊娠後期の羊水量は約500mlほどで、100ml以下の場合を羊水過少症という。
お腹の赤ちゃんは羊水を飲み、尿で排出というのを繰り返しているので、超音波検査で羊水量を測り、その変化から赤ちゃんの状態を知ることができる。
羊水量が少なければ、お腹が大きくならずに通常より胎動を強く感じる。また、尿が少ないとの理由から、赤ちゃんの腎臓や泌尿器のトラブル、発育の遅れが予想される。
羊水過少症と診断を受けた場合は、十分に経過観察していく必要がある。