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子どもの歯のはなし
子どもの歯なんでもQ&A
おしゃぶりは、歯並びに影響しますか?

おしゃぶりは、子どもを泣き止ませたり、鼻呼吸を促したり、子どもを精神的に安定させる効果がある育児グッズ。欧米などではかなり広く定着しているようです。

長期に渡って使用すると「開咬(かいこう)」や、上の前歯が前方に出る「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」などの影響が出ることがあります。でも、奥歯が生え揃う2歳半頃までにやめさせれば、歯並びに影響が出たとしても自然に治ることが多いでしょう。

おしゃぶりは、子どもに静かにしてほしいときには便利なものなので、育児に忙しい母親にはお助けグッズでもあります。

ただ、一日中ずっと使っているのは問題です。おしゃぶりをしていると子どもはおとなしいので、親子で触れ合って遊ぶ時間が減る傾向にあります。また、1歳過ぎから言葉を発するようになりますが、この時期におしゃぶりで口がふさがれてしまうと、言葉が遅れることもあります。

おしゃぶりを使う場合は、1歳過ぎになったらホルダー(おしゃぶりを紐とつなげて、服に留めるグッズ)は外し、おしゃぶりをしているときも子どもと積極的に関わるように気をつけましょう。


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