ママニティ大百科

命を大切にするしつけ
2〜3歳
生き物の気持ちを擬人化して説明

2〜3歳頃の子どもは好奇心のかたまり! どこからか虫を見つけてきてつまんだり、犬がいるとすぐに触れようとしたり。公園のアリをシゲシゲと見ていたかと思うと、急に足で踏みつぶしたりするのも、この時期です。子どもにとっては、まだ「生き物」というよりは、モノを壊すのと同じ感覚なのです。

1歳頃はただ見守るだけでいいのですが、言葉をしっかり理解できるようになってくる2歳以降は、「生きている」ということを言葉できちんと説明してあげましょう。

この時期の子どもは、動物も人間と同じ生活をしていると考えているので、子どもの生活と重なるような言い方で教えてあげると、わかりやすいですね。たとえば、「アリさんには、パパやママもいて、お友だちもいるんだよ。ママが『かわいい子が帰ってこないよ〜』って泣いているかもしれないよ」「アリさんをつぶしたら、痛くて歩けなくて、お家に帰れなくなっちゃうよ」と説明してあげるといいでしょう。

3歳を過ぎると、頭の中で客観的に理解することができるようになります。小動物や植物に実際に触れたり、絵本や図鑑を一緒に読んだりすると、さらに興味や関心が広がっていきます。動物園へ行くと、頭の中の知識と実際に見た姿を関連させて、「キリンさんが首を長くして草を食べてたね。絵本と同じだね」などと言うようにもなります。


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