日本で言えば、勤労感謝の日?先週末からの連休。アメリカではこの日が、夏最後の日と考えられているらしい。TVで、「この夏はどうでした?」なんてインタビューを盛んにやっていた。ニンプである私の夏?メラニン色素が沈着しやすいからと外出の際は日焼け止めを塗りたくり、ビーチでは静かにお散歩、およばれの多かったバーベキューパーティではつわりの名残で本調子では食べられず、おまけに1歳年までとった…まぁ、ベイビーがいた夏ということで、よしとしよう…。
無性に食べたくなって、豚汁を大量に作った。塩分がぁ〜、と分かっていながらも、大きなお椀にたっぷりと入れ、最後の一滴まで飲み干したさ…。そうそう、今日読んだアメリカの妊婦本に書いてあったのだけど、1950、60年代には、妊娠中に5キロ以上増えると妊娠中毒症になると考えられていて、塩分を摂ることは“罪悪"とされていたんだって。ひ〜、厳しい!
今日は、メイクアップアーティストとレストランの取材。それにしても、うちの子よく動く!それも左右にブルブルっと、私の体が揺れるくらい大きく動く。お腹の両端と、肛門様のあたりに同時に動きを感じるのだけど、一体ベイビーはどういう体勢で、何をしてるんでしょう?そして、ジョーが手を当てると、いきなりぴたっと動きが止まる。ひっひっひ。胎動が自分の体で感じられるのって、女性の特権だよね〜。
「そろそろ、ベイビーに本を読んであげなきゃ!」とうるさく言う夫。というわけで今日は、ふたりで絵本を物色した。それにしても、日系の書店には、赤ちゃんから始める英語教育の本が結構あるんで、びっくり。お腹にいる時から聴かせるテープ?!…子供も親も大変ですね。ちなみに私は今のところ、7割日本語、3割英語でベイビーに語りかけている。産まれたら、9割日本語でいくつもり。完璧な日本語を仕込みますわよ!
ジョーは30代半ばを過ぎていますが、大のおもちゃ好き…。トイ・ショップに一旦入ったら、なかなか出てきません。私の妊娠前からこれだから、もうすぐベイビーが産まれるとなったら、拍車がかかるのも当然!「これは○○(←彼が勝手につけている胎児名)のために」というのを言い訳に、買いまくり。ほんとは自分が欲しいくせにー。今日は、プレイ・ラグを買ってきた。この上でミニカーを走らせたりして、ベイビーと遊ぶそうです。
アメリカではよく、「妊娠したら寿司断ち!」と言われる。今日読んだ記事にもそうあった。「サーモン、まぐろは体にいいが、生は駄目。めかじき、アマダイなどの大魚には水銀が含まれることがあるので、食べないように。ツナ缶や釣ってきた淡水魚も控えた方がベター」で、結構厳しい。でも私は、グルメ取材でお寿司も出てくれば食べる。つわりで、お寿司しか食べられなかった時、ドクターは「それしか食べられないなら仕方ないね。食べなさい」とあっさり言った…う〜ん、やっぱりアメリカはフレキシブルゥ〜。