先輩ママ日記

カオルさんの日記

バックナンバー(第8回)


2001年10月8日(月)
遂に、始まる

今自分の住んでいる国が戦争をしているなんて、信じられない。今日はColumbus Dayという米大陸発見の記念日で、例年どおりパレードもあったけれど、人出は少なかったらしい。夜の日本語放送では、日本領事館からのメッセージ。「テロの可能性がまた高まっています。標的になりそうな高い建物にはなるべく近付かないように。家族との連絡方法も再度確認しておきましょう」これって逆に、かなり恐怖心を煽ってない?!



2001年10月9日(火)
結構妊娠てしないもの?

取材のあと、アートスクール時代のルームメイト、朋ちゃんと1ヶ月振りに会う。「わ〜、大きくなった!赤ちゃんがほんとにいるぅ〜」と言ってから、私のお腹を触りながら、長いこと見つめていた。レストランで手作りパスタを頬張りながら、「ねぇ、姉さん(私のこと)妊娠前は、“結婚してても、結構妊娠てしないもんだわねー"なんて言ってたんだよ。覚えてる?」と言われた。え、そんなこと言ってたっけ?でも実際は、予定外に、突拍子もなく出来ちゃったんだよな〜…。



2001年10月10日(水)
ランドリー

妊娠して出来なくなったことのひとつに、お洗濯がある。NYのほとんどのアパートメントは、部屋に洗濯機を置けない規則になってるから、洗濯は外にいかなきゃならない(または、建物の地下などにある共同ランドリーへ行く)。幸い、ランドリーはアパートの目の前だけど、うちは4階だし、汗っかきジョーのお陰で、洗濯物はいつも大量で重い。だからもちろんランドリー禁止令が出てるんだけど、だからってジョーの時間のあるときまで待ってられない!洗濯屋さんに全部お任せっていう手もあるけど…ちょっと抵抗があるんだよなぁ。



2001年10月11日(木)
ラストスパート突入

健診日。お腹はさらに大きくなったけど、体重は先週から500グラム減。よろしい♪来週から健診が週2回になるらしいけど、これって日本に比べて多くない?私の仕事は時間の融通がきくからいいけど、フルタイムで出産直前まで働く妊婦さんは大変だ。でも、週2回の健診が心強いのは確か。ちなみに、私のドクターは今までのところ、内診というものを1回もしていない。妊娠につきものの内診。う〜ん、来週からだろうか…。



2001年10月12日(金)
どう警戒する?

炭ソ菌感染者が出たということで、マスコミは大騒ぎ。その現場、NBC放送局があるミッドタウンエリアでは、沢山のオフィスが今日はクローズしたとか。取材先のレストランのオーナーは、「今日はもうマンハッタンから逃げた方がよさそうだな」なんて言ってる!迷ったけど、私は次の取材先へ。TVやラジオで騒いでる割には、街はいつも通りの雰囲気。そして無事に仕事を終え、うちの新聞の創刊半年パーティにまで繰り出し、またもや深夜のお帰り〜。こうなると、どこまで警戒していいのやら分からないのでした。



2001年10月13日(土)
感謝、感謝…

妊娠後期に入ってから、2日続けて取材に出るのはもう無理。今日は昨日の疲れがどっと出て、本を読んだり昼寝をしたりゴロゴロして過ごす。夕食も作らずにいたら、深夜に仕事からご帰宅のジョーが、ビーフや大豆、野菜がたっぷり入ったパスタを作ってくれた。あぁ、お疲れなのにすんません…。「カオルは毎日ベイビーを育てるので大変なんだから」といつも言ってくれるけど、妻はほんとに罪悪感と感謝の気持ちでいっぱいでございますぅ〜。



2001年10月14日(日)
衝動買いですっきり!

幸か不幸か、我が家の近所はショッピング街。ちょっとベイビーのウォータープルーフシーツを見ようと出かけたのがいけなかった。お気に入りのキッチン用品店Lechtersで、クッキージャー、バター入れ、塩コショウ入れ、お皿…etc.を大量に買い込んでしまった。お、重いぃ!一度帰宅し、今度は別の店でシューラックを購入。何を見ても頭の中では、「ベイビーがうまれたら、ゆっくりショッピングなんて出来ないもんね!今のうちよ」というフレーズが響くからいけない。結局シーツは買わなかった…。



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