先輩ママ日記

ジョ・オーにおむつかぶれが出来てしまった〜!今まで、かぶれ知らずというのが私の小さな自慢だったのにぃ。早速薬局で軟膏を購入。店員さんによれば、おむつ替えのとき、出来れば毎回パウダーをはたいてあげた方がよいのだそうだ。NYにいたときは大でも小でも、毎回私はパウダーをつけてあげてたのよー。でも、日本にきたら、母や叔母や友達に、「パウダーはお風呂あがりだけでいいのよぉ」と言われ、つけるのを止めてしまったわけ。それにしても、もっと乾燥してあげてから、おむつをつければよかったんだろうけどさ。

原稿書きの仕事の仕上げをする。編集者からの電話に出たり、ファクスを送ったり、コンピューターに向かったり。明日の新潟行きの準備もしながら、ジョ・オーの世話をしながらだから、結構あわただしい。全てが終わって、最終の原稿を送ったのが夜10時。その1時間後くらいに編集部から全てOKのメイルが来て、本当のエンドである。今回はほんのちょっとお手伝いをしただけ。でも、久々の仕事だったので全力でやった。ふぅ、この疲労感、なんともいえなく心地いいな。水野さんじゃあないが、「仕事ってほんとうにいいもんですね」。

再び親戚のいる新潟へ出かけた。おばあちゃん(89歳)にだけは秘密で行ったのだが、ほんのちょっぴり驚いた顔をした後、ニッコ〜♪と満面の笑顔。この笑顔が見たかったのよ。「たった1ヶ月でまた大きくなったねぇ」とおばあちゃん。おばあちゃんが、ジョ・オーの目の前でぱんぱんと手をたたくと、口をとがらせて、目を何度もしばしばさせる。顔を赤くして、お腹の底から笑って楽しんでるおばあちゃんのこんな姿、見たことないぞ。「もうやらないわ」と言いながら、何度もやるおばあちゃん。1年に1度だもん、ま、いっか。

叔父や叔母に、離乳食をパクパク食べる姿を見せたり、新しく出来るようになった芸当(?)を披露したり。ジョ・オーは注目を集めてご満悦の様子。私たちが帰る日にかけつけてくれた叔母は、4人の孫がいるのだが、「ほんとに静かな赤ちゃん。この子はうまれながらにして、人の心を癒す力があるんじゃないか」なんて、大げさなことを言い出す。ジョ・オーに限らず、それはどんな赤ちゃんにも備わっているパワーだろう。とにかく、みんなをスマイルに、ハッピーにしちゃうチカラ。それだけでも、やっぱり子供をうんでよかったなぁと思う。

実は1週間前に、NYへ帰るフライトを変更した。当初の予定ではGW明けに帰る予定だったが、今月末まで滞在を延期♪それをジョーに直接電話で言いにくかったので、メイルでお知らせ…したつもりだったのだが、そのメイルを彼はつい昨日読んだという。「延期することは分かっていたけど、そっか、そんなに先なんだね…今月末といっても1年先のような気がするよ…でも、それまで僕はなんとか頑張る」という悲しげなジョーからのメイル。ごめんよ〜。もうちょっとだけ、だからね。

今日は母の日。母にプレゼントを渡し、アンジェリーナのモンブランでティータイムを楽しんでいると、ジョーからの電話。「Happy Mother's Day!今日はカオルのはじめての記念すべき母の日だよ」。そうだった、私も“母"だわ!自分がプレゼントをもらう側になっちゃうわけぇ?ジョ・オーから、“おかあさん、だいすき"とか汚い字で書いてある似顔絵のカードとか、カーネーションとか、エプロンとかを貰って、すごく嬉しくて、「わぁ、ありがとう!」とか言っちゃうんだろうか。母の実感がまったくない私である。