先輩ママ日記

昨日の夜中、ねずみがリビングを横切るのを目の当たりにしてしまった!うわ〜、イヤだよ〜。ジョ・オーがはいはいしてるカーペットを、ねずみもハイハイなんて!ねずみ氏はかなりちっちゃい。かなりすばしっこい。ジョーがテーブルの下にいる彼をフラッシュライトで照らした。「小さくってねー、毛が茶色で目がくりくりしてるよ。じーっとしてる」なんて、いとおしそうに実況中継する。うまく捕まえられたら、外へ逃がしてやるそうで。それはいいけど、早く捕まえておくれ〜。今夜もまた逃げられたじゃないの。

今日から、ジョ・オーのおむつをハギーズ(Huggies)からパンパース(Pampers)にかえた。先日パンパースから送られてきたサンプルを使ってみて、そのソフトな肌触りが気に入ったのだ。ハギーズはモレに強いが、どうも肌触りがかため。日本から帰ってくると(日本製おむつを使った後だと)それが如実に感じられる。パンパース・カスタムメイドは、テープ部分も伸縮性があってつけ心地もよさそう。でも私は、パンパースの内側の香りが嫌い。パーフェクトなおむつってなかなかないもんだ。

ジョーの両親とショッピング。そのあと、彼らの家へ寄って夕食を頂いた。ものすごく美味しい数種類のハムとチーズ、オリーブオイル漬けのペッパー、バゲットで、サンドイッチをめいめい作る。サンドイッチのあとは、ナスとお米を使った義母手作りのイタリア料理。デザートはチーズケーキとチョコレートプディング。上に乗っかったホイップクリームをジョ・オーにひとくち舐めさせるかどうかで、義父とジョーがちょっぴり言い合い。なぜああもおじいちゃんやおばあちゃん(私の親を含む)は孫に甘い物を食べさせたがるのか…不思議だ。

朝早い出勤だったジョーを送り出してから(とはいっても8時)、冷蔵庫に入っていた板チョコをばりっとかじり、またベッドに戻った。10時にまた起きてジョ・オーに朝ご飯。ちょっと遊んで、お昼からカウチにてふたりでお昼寝。扇風機をガンガンにかけてはいたものの、汗びっしょりでふたりで起きたのが3時過ぎ…。なぜだ、なぜこんなに眠いのだ!!まだ眠れそうだったが、さすがにやめておいた。

オプラ・ウィンフリーのショーを見た。「卵子は刻一刻と年をとっていくのです。量より質。生理があるうちはいつでも出産できると過信してはいけません!」だそう。「結婚して二人きりの生活を楽しみ、キャリアも積んで経済的に安定した頃、“当初の予定どおりに"子供を作ろうと思ったら、もう遅かった」という体験談を涙ながらに語る女性。私も“アクシデントで"ジョ・オーが出来なければ、そうなっていたかもしれない。卵子の質も更年期が始まる年齢は人それぞれ、何歳まで出産できるかも人それぞれ。女性のライフプランって難しい。

暑い。この暑さのせいか、気分はイライラ&ウツウツ。あぁ、ジョ・オー、あなたはどこまでマミィを追って来るつもり?もし今、夫婦二人きりで長野の高原かフランスのプロヴァンス地方の気持ちのいいホテルに泊まり、美味しい食事を朝晩食べて、林の中を散歩して…なんて出来たら、一気にこのイライラは吹き飛ぶのに。ジョ・オーと一緒にいると、その煩わしさとあまりの愛おしさに、周りが見えなくなる。愛情も情熱もすべてジョ・オー行き。ジョーのことも自分のこともおざなりになってしまうのが、ちょっと悲しくてつらい今日この頃。

今日も暑い。なのにジョ・オーは、「行っちゃダメよ」というところ、たとえばカウチの裏とかコンセントの近くに張りきって突進していく…。しかも、途中まで行ってから私の顔色をうかがうのだ。で、ニッと笑う。つかまえて、「危ないの。ここはダメなのよ」と強い調子で言うと、きゃっきゃっとものすごく嬉しそうだ。…なにかのゲームだと思っているにちがいない。今日、ジョ・オーはこれを15回くらいやってくれた。私はギブアップ寸前。もう少しでジョーの会社に電話するところだった。「ヘルプ・ミ〜」って。