先輩ママ日記

カオルさんの日記

バックナンバー(第53回)


2002年8月19日(月)
ゆっくりメイルを書きたい

なんだか最近、来るEメイルが少ないな〜と思っていたら、私が返事を書いていないのだった…。後追いがすごいジョ・オー、私がコンピューターの前に座ると、しばらく戻ってこないのを知ってか、ハイハイで追いかけてくる。そして、ついたてにしているおもちゃ箱にへばりついて大泣き。5分くらいは泣かせたまま作業するけど、それ以上は無視しつづけられない。メイルもゆっくり書けないってわけ。最近は、ついにそのおもちゃ箱の上にひとりで乗っかれるようになってしまった。コンピューター中は、ブランコの中に入れても泣く。困った。



2002年8月20日(火)
ビデオづくり

日本の母へ送るための、ジョ・オーのビデオをつくった。テーブルの周りを“つたい走り"しているところ、ミュージックビデオを見ながらお尻フリフリダンスをしているところ、メロンを食べているところ、等など。ビデオにBGMを入れる作業をしていたジョーが「信じられないもの見つけた」。それは、生後4週間のジョ・オーのビデオだった。日本から私の家族が来ていたときのものだ。首はぐらんぐらん、赤みを帯びた顔をして、サルの子供みたい…。それなのに、ビデオの中でみんな、「かわいいね〜」を連呼してる。くっくっくっ。



2002年8月21日(水)
ジョーのごはん

今日の夕ご飯はジョーが作ってくれた。メインはミートローフ。レシピによれば、つかう卵はなんと1ダース!ビーフのほかにカリカリに炒めたベーコンも混ぜる。ディナーになったのは8時…。ジョーが夕食をつくるときには忍耐強く待たねばならない。材料代は私の約2倍かかる。でも気持ち良くつくってもらうためにも、文句を言ってはいけない。出来あがりはとっても美味しかった。肉はジューシーで、野菜はほこほこに柔らかくって。ジョ・オーもパクパク食べた。自分以外のひとがつくるごはんって美味しいし、シアワセな気分になる。



2002年8月22日(木)
自由だったあの頃

今日は午後からともちゃんが遊びに来てくれた。ジョ・オーがうまれてから外に出かけるチャンスが以前より少なくなったので、来客はものすごーく嬉しい。いろいろな話をした。仕事、結婚生活、育児、健康のこと…etc。私より3歳年下で去年結婚したばかりの彼女は、子供はもうちょっと待ちたいそうだ。そうだよ、もうちょっと待ってもいいよ。ジョ・オーがいない生活なんていまさら考えられない。私の大切な大切なタカラモノ。でもやっぱり時々、自由だった独身時代やジョーとふたりきりだったときのことを懐かしく思っちゃうんだなー。



2002年8月23日(金)
ハッピーバースデー、お母さん
今日は日本にいる母の誕生日なので、朝電話をした。もうめでたい年齢でもないから、祝っても欲しくないそうで。その割には、聞いた今日の夕食のメニュー(母自身がつくった)は鯛やらいろいろ、とってもゴージャスだったのだが…ははは。私からは花キューピッドで花を届けて、その他に昨日、ささやかなプレゼントをつめた小包を送っておいた。電話でジョ・オーの、「だぁ〜っ、だぁ〜っ」も聞かせた。早く小包が着いて、ジョ・オーのビデオも見れればいいけど。



2002年8月24日(土)
子供がいっぱい

私の日本のいとこが3番目の子供を妊娠した知らせ。妊娠3ヶ月で、しかも、双子なんだってよ〜。上のふたりは男の子で、いとこはどうしても女の子が欲しくて3人目の妊娠を決意したのだとか。4人男の子っていうのも大きくなってから心強くっていいなぁ、なんて、自分のことじゃないから気楽に考える私。それにしても、もう一人のいとこも双子を妊娠中で、掲示板にも双子のママさん達が来てくれているし、なんだか私の周りは“双子フェスタ開催中"みたい。でも、3人目の子供とか、双子とか、聞くと妙にほんわかと幸せに、嬉しくなる。



2002年8月25日(日)
この世に連れてきちゃった、のだろーか?

ジョ・オーを寝かしつけたジョーがすごく悲しそうな顔で寝室から出てきた。「僕たち、勝手にジョ・オーをこの世に連れてきてしまって、すごくひどいことをしたのかもしれない」。ひどい奴がたくさんいる世間、戦争や飢餓を体験する羽目になるかもしれないこと、せっかく天国にいてしあわせだったジョ・オーをそんな目に遭わせるのは耐えられないそうだ。最近、「生と死」や「時の流れ」について考えてるらしいジョー。日に日に成長するジョ・オーを目の当たりにしてるせい?年齢的にも気持ち的にも“父親"になってきた証拠なんだよ。



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