先輩ママ日記

カオルさんの日記

バックナンバー(第95回)


2003年8月18日(月)
調子がいいのはつかの間でして…

昨日の夜のラップ巻きを食べて以来、なんだか調子がいい!朝食にもローストビーフのサンドイッチを少し食べて、ランチ、夕食前の軽食、夕食とほんのすこ〜しずつ色々食べておなかを空かせないように注意した。あぁ、でも…やっぱり夕食はダメだった。餃子なんて食べたせいか?母から電話があってベビーの4D写真を見たとのこと。もう既に「かわいいね〜。鼻が大きいからまた男の子じゃなーい?」などと言う。女の子でも鼻が大きい子はいるわけで…それにそれ、鼻じゃなくて腕、だよー。



2003年8月19日(火)
水分補給に悩む

今更はじまったことじゃないけれど、ツワリのせいで口のなかが粘っこくて気持ち悪くてたまらない。ゴクゴク水や麦茶を飲みたいのに、それをやると一気に気持ち悪くなるのでガマン。吐き気防止には朝起き抜けに水を飲まないこと、水ではなく氷を少しずつ口のなかで溶かすようにすること、とあるけれど、これがかなり辛いのだ…。ジョ・オーは最近本にハマり中。特に、Dr.スースの本がお気に入り。私は粘っこい唾液に気持ち悪くなりながらも必死で声に強弱をつけ、英語の発音に気をつけながら読んでやるのであった。母はタイヘン。



2003年8月20日(水)
王子様のチュー

今日は最悪に体調悪し。でも甘いものが食べたくて、ジョーに近所のベーカリーに行ってもらった。ジョーの抱えてきた山ほどのケーキの箱にはリクエストしたプチシュー、キャロットケーキ、苺のロールケーキ、ジャムケーキなどなど。夕方までには食べたケーキはすべて出ていってしまった…。ぐったりの私を見て、ジョ・オーは駆け寄ってきては肩をポンポンと叩き、「ママッ、ママッ」と声をかけてくれる。ちょっとふざけて死んだフリをすると、白雪姫の王子様のごとくチュッとキス。ジョ・オーがいるから大いに励まされているのであった。



2003年8月21日(木)
お話、聴かせていただきます

最近のジョ・オーは、1分間に10回くらい「ママッ」と呼ぶ。自分のやっていることを見せたいのだ。しかも、ジョ・オーが意味不明の物語を語っている時に少しでもジョーと話したりTVへ目をやったりすると、私の顔を自分の方に手で向けて「ママッ!」と注意を喚起。しっかり集中して“拝聴"しないといけないのだ。今晩も夕食が食べられず、ジョーが心配して、チキンスープで色々な野菜を煮たものをブレンダ-で流動食状にしてくれた。これだと消化がいいので吐かない、のだそうだ。意外においしくて、イヤイヤ言いながらもカップに半分くらい食べた。



2003年8月22日(金)
気持ち悪いときにはひたすら読んで考える

乙武洋匡の「五体不満足」を出してきて読んだ。産後1ヶ月経ってからやっと会えた、でも四肢を持たない息子の姿を見た瞬間に「かわいい」と彼の母親が言った場面に、「そうだよな、きっとそういうもんなんだよな」。私が約30年生きてきてわかったのは、「○○だから△△になる(例えば、障害者だから不幸、など)」なんていう方程式は存在しないということ。ジョーと出会った当初、彼は外国から帰国したばかりで仕事はしていたけど将来不安定、クレジットカードはおろか貯金もなかった。よくもそんな人と結婚したもんだと今更ビックリしちゃうけど、それでもこの人と結婚して今とってもシアワセ、人生ってそんなもんなんだな。



2003年8月23日(土)
びくびく外出、でも!

今日こそはどんなに気持ち悪くてもジョ・オーを外に連れだして思いっきり遊ばせてやらなくては。だが、ジョーの提案で急遽マンハッタンへ行くことに。なんと2週間も外へ出ていなかった私、自信がなかったけれど思いきって行くことにした。ランチにうなぎ(ずっと食べたかった!)と天ぷらと冷たいきしめんを少しだけ食べて、本や日本の食材の買い物をする。ジョ・オーもあちこち歩き回ってご満悦。結局、今日は1回も吐かなかった!ジョーはそんな私を見てすごく嬉しそうだった。



2003年8月24日(日)
自分で靴が脱げました

昨日はジョーも私も夜中までワークルームで仕事。ふたりとも同時にすごくおなかが空いて、ジョーがオートミールをつくってくれた。そのせいか、朝起きたらおなかいっぱい状態。でも胃液も吐かないし、いい調子だわ〜と思ったら夕方、昼寝から起きたらやっぱり胃液が…。4時間半くらいうっかり食べなかったのがいけなかった。夕方、ジョーはジョ・オーとスーパーへ買い物に。ジョ・オーが帰ってきて、玄関で自分で靴と靴下を脱いだのには驚き!どんどん人間になっていくな〜。



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