ジョーがお風呂に入っている間、ベッドルームで一冴を胸の上にうつぶせに寝かせて本を読んでいたら、ジョ・オーがすかさずとんできて一冴にブチュブチュ攻撃。すると、一冴はかなり嫌そうな顔をしてからググッと頭を持ち上げ顔を反対側へ向けてしまった。懲りずにジョ・オーも反対側へ移動(すごく嬉しそうな顔で)。するとまた、一冴は顔をその反対側へ向けようと必死で頭を持ち上げる。首もすわっていないのに、ご苦労なことである。一冴よ、そんなにお兄ちゃんが嫌なのかい…。
今日で一冴も2ヵ月。ジョーが、「たった2カ月前に産まれたなんて信じられないな。イッサはずーっとボクたちと一緒にここに居た気がする」と言っていたが、私も同感。ジョ・オーがうまれた時には、“3人で家族"という感覚に馴染むまで3ヶ月くらいかかったけれど、一冴はおなかの中にいるうちからもう家族の一員という感じがしていた。子供がジョ・オーだけだった頃、カオルとふたりだけだった頃、独身だった頃の感覚がもうぜんぜん思い出せない、とジョーが言っていたが、これまた同感。
今朝、新潟にいる祖母と叔母に電話をして色々話していたら、両方から「カオルちゃんのお母さん、どんどん若返っていくみたいよ〜。お肌なんてパツパツッとしちゃって」と言われた。「私は長生きしないから」が口癖の母なのだけど、せめて一冴が10歳になるくらいまでは生きたいのだそうだ(それにしたってまだ70代だけど)。そういう言葉を聞くと、やっぱり子供産んでよかったなぁ、ちっとは親孝行できたな、と素直に思う。
ここのところ、一冴は電動ブランコがお気に入り。そろそろ乗れるかな、と1週間前にクローゼットから出した。夜、ジョーが紐で小さいぬいぐるみを3個頭の上あたりにつけると、それをじーっと見ながら満足そうに揺られている。困っちゃうのは、せっかく気持ち良さそうに眠っている時にジョ・オーがブランコを止めて、「イッサ〜♪」とブチュブチュ攻撃で起こしてしまうこと。そして一冴が泣き出すと、「イッサ、クライン、ママ(ママ、一冴が泣いてるよ)」。あんたが泣かせたんじゃないのぉ…。
なんだかんだで週3日プラス時間外でもかなり仕事をしてしまっている私。今日は疲れて、久々に夕方から昼寝してしまった。6時近く、仕事から帰宅したジョーが昼寝に合流。ジョーに今晩何が食べたい?と聞こうと思ったが、よく眠っているので起こさないことにした。毎日毎日外で色々な人間関係のなかで働くお父さんって、ものすごく疲れていると思う。家族との時間も作らなきゃいけないわけだし。というわけで、夕ご飯はジョ・オーと二人きり。ひとりでキッズ二人とも順番にお風呂に入れて寝かしつけた。おとーさん、明日までたっぷり寝てください。
ビューティフルな日。優しい妻のお陰で14時間も寝て、珍しくジョーが午前中に気分スッキリで起きたので、近所のマックでブレックファスト。その後、おもちゃ屋でボールを買ってプロスペクトパークへ。緑いっぱい、湖もあったりしてかなり広いこの公園。空気もおいしくて、サイコ〜。一冴がスリングのなかでスヤスヤ、ジョ・オーは公園中の芝生の上を走り回って顔は真っ赤。帰りの車のなかでぐっすり眠りに落ちてしまった。ジョーが「たまには3人家族を楽しもう」と言うのでジョ・オーをベッドへ。ふたりで一冴をじっくり味わった静かな夜。
目覚めると、今日はジョーが私より早く起きてジョ・オーに朝ごはんを食べさせてくれていた。おむつも替えて、服も着替えさせてあった。朝が苦手なジョーだから、こんなことは滅多にない。ジョーの朝ごはんは、フランクフルトソーセージと卵の炒飯にコーヒーという不思議なメニューであったが、朝起きてすぐにごはんが食べられるのはやっぱり嬉しい。そしてこれを書いている今、ジョーが夕ごはんを作ってくれている。週に1日はジョーをゆっくり寝かせてあげよう。