先輩ママ日記

昨日の夜、最近撮ったビデオの鑑賞会をしたのだが、そこに映る自分の姿を見ておおいにショック。私ったらすごいデブ…。細身のパンツも履けるようになったし、まだちょっと太ももが以前よりふっくらしているものの、二人産んだにしちゃあまずまずの体型だわね、なんて実は思っていた私。あぁ、大きな間違いでございました。映像は真実を語る。メールでゆき子にそれを伝えると、「まだ産後3ヶ月しか経ってないんだから、ダイエットなんてまだだよー」と言われた。確かにまだ3ヶ月。しかし、乙女心はフクザツなのだ…。

一冴にもどうやら昼夜の区別がついてきたらしく、昨日はうつぶせで寝せたこともあって起きたのは朝方一回のみ。起きるといっても、目をつぶったままウニャウニャと言いながらおっぱいをくわえたがるだけなのでとっても楽である。朝起きて私の顔を見るとニコッと笑う。一冴はとてもスマイリーなベイビーでしょっちゅうニコニコしているので、疲れている時は彼の顔を見るべし。アロマテラピーのごとく癒されます。

「寝相の悪いジョ・オーじゃなくて、カオルの横で寝たい」とジョーが懇願するので、昨日の夜はジョーと一緒の布団に寝てあげた(一番手のかかるベイビーだ)。朝方、一冴がおっぱいを欲しがってムニャムニャ言ってるいるのが聞こえたので、自分の布団へ戻ってみると、一冴の防御用に二人の間に置いたボディピローの上にジョ・オーの脚がでんと乗っていた。もうちょっとで一冴をキック、というところ。ピローを外し、二人の間にギュウギュウにサンドイッチのように挟まって朝まで寝た。今日は背中がいつにも増して痛い。

約2,000ドル(20万円強)の小切手を切り、病院へ郵送した。私と一冴の入院費(の一部)である。アメリカの保険制度はケースによって色々複雑なので細かい説明は省くが、システム上、一冴のように年度始めに産まれると損なのである。しかも、もうすぐ保険会社を変えるため、余計に損。毎月約900ドルの保険料を1年間払ってきた上にこれである。「代わりにこれを手に入れたんだから、いくら払っても全然惜しくない」とジョーは一冴の顔を見ながら言うが、ちょっと痛い出費だよね、これは…。

昨日の夜、ジョーが「イッサの髪が薄くなってきたねー」と言っていたのだが、私も実はそう感じていた。どうも以前より地肌が見えるなぁ、と。で、今日何気なく指でさぁっと梳いてみたら、5、6本の髪がごそっと抜けるではありませんか。よくよくベッドを見たら、白いシーツにも細い髪の毛がいっぱい!いわゆる、生え変わりの時期というやつか。産まれた直後に比べたら、髪の毛の質もどんどん柔らかく変わってきて、色もブラウンがかってきた。ハゲちょびんだったジョ・オーの赤ん坊時代にますます似てきたぞ。

来週末には日本から母と妹がやってくるので、その準備。パジャマや歯ブラシ、その他の着替え、シーツセットも大フンパツしてすごくいいのを買ったぞ。母は意外にもどうやら一冴よりジョ・オーに早く会いたい様子。そりゃそうかもね、一冴にはまだ会ったことがないんだから。1年に1、2回しか孫の顔を見せられないなんて、私って本当に親不孝者だと思う。妊娠中の娘の世話だって出来ないし(私が親なら食事とか色々構いたいと思う)。このことを考える度に本当に落ち込む…。

ニッコ〜じゃなくて、一冴が初めてアハハと笑った!smileじゃなくて、laughでございますよ。ぐーっと高く抱き上げてジョーが「ブゥ〜」と言いながら面白い顔をすると、「アハ、ウハハハ」と声を出しながら、顔を揺らしてほんとに大人みたいに笑うのだ。いやー、初めて見た。やっぱり、あやす顔が濃くて派手なつくりだといいのかも…。