先輩ママ日記先輩ママ日記4ヶ月になった一冴の予防接種とチェックアップ。体重7,370グラム、身長64センチ。帰りに、初めてジョー抜きの3人で公園へ寄った。今までは、まだ首も完全にすわっていない一冴とやんちゃ盛りのジョ・オーを外で一人で面倒見る自信がなかったんだよね。公園内はまだしも、行き帰りの道のりを歩くときがドキドキしちゃいそうで。公園でたっぷり遊び、ジョ・オーのペースで寄り道しながら歩いて帰ったら、おとなの足で20分弱のところ家まで40分弱かかった。神経をすり減らした上、普段の運動不足もたたってヘトヘト。
またもや“3人だけで公園"に挑戦。午前中から張り切って出発したが、あまりの暑さのためか公園には人がまばらだった。一冴が静かに寝ていてくれたので、盛大に放水しているスプリンクラーのなかをびしょびしょになって走り回ったり、モンシロチョウを追いかけたりしてジョ・オーと一緒に思いきり遊んだ。帰りに買い物もして、(エレベーターなしの)4階の我が家にたどり着いた時には全身汗でぐっしょり。
母が日本から買ってきてくれた、ジョ・オーと一冴お揃いの服を二人に着せながら気付いた。英語のロゴのスペルがまた間違ってる!warking vehicleとあるのだが、正しくはworking vehicle。惜しかったね…。ま、これはこっちの人がヘンテコな漢字の書いてあるTシャツを着てるのと同じようなもの。ただ以前、日本の某有名育児雑誌に載っていた写真の男の子のシャツに、“英語では普段決して口にしてはいけない罵りの言葉"が書いてあったのにビックリしたことを思い出した。
今日は私が一冴をお風呂にいれて、ジョーがキャッチした。お風呂から出ると、まだおむつ姿の一冴は内臓が口から飛び出しそうなくらいのものすごい勢いで泣いていて、ジョーは困惑と怒りの顔。「お風呂から出てからずーっとこうなんだよ」。こんな風に泣かれると、どうしようもなくて頭に血が昇り、うぎゃ〜と叫びたい気持ちになって、そんな自分が嫌なんだそうだ。それは多分、自分が赤ん坊時代に同じように泣いていた時の悲しみとか不快感が蘇ってくるからじゃないか、と自己分析。「うん、原因が分かったから今後は大丈夫」だそうだ。
ジョーが仕事中に売りだし中の家を見つけ、「とっても小さな家だから絶対に高くないはず。裏庭もあるし、直せばボク達の素敵なファーストホームになるよ」というので調べてみたら、ジョーが予想していた価格の2倍だった。やっぱりニューヨークは住居費が高い。家のローンのためにせっせと何十年も働いて、最後に手に入るのはこんなものか、と思ったらがっくりしてしまった。そうやって皆、家を手に入れるのだろうけど、なんだかなぁ…。
細々したキッチン用品のショッピングとドライブがてら、ニュージャージー州のIKEAへ行く。ベビーカーのなかで一冴は周りをキョロキョロしながらずっと静かにしていたが、ジョ・オーは店内を走り回りたくて終始ぎゃあぎゃあ言っていた。帰り際、客の中国人の女性がジョ・オーと一冴、私とジョーの顔を興味深げに見比べていたという(ジョーの話)。国際結婚が多くなったとはいえ、アジア人と白人の子供のその“混ざり具合"には皆興味津々らしく、よくこうやって見られるのだ。もう慣れっこだけど。
昨日行ったIKEAで、ジョーにエスプレッソメーカーを父の日のプレゼントとして買ってあげたのだが、おいしいコーヒーが出来ると大喜びで寝るまでに4杯も飲まされた。その所為か何なのか、朝から頭がぼーっとして体がだるい。それでも頑張って、公園でジョ・オーと駆け回ったら何とか回復。今更だけど、外の空気を吸って体を動かすのって本当に気持ちがいいもんだ。それにしても、ジョーももう父親歴3年目なんだなー。ジョーが父親でなきゃ、私も育児をここまで楽しめなかったと思う。感謝、感謝。