先輩ママ日記

NYに帰ってきてから始まった仕事のプロジェクトがやっと今日で終わり。お疲れ様でした、ワタシ。仕事中、ちょっと一息でリビングに戻ったら、ブランコの中で昼寝中の一冴の上にプーさんのブランケットを発見。ジョ・オーが気を利かせてそっとかけておいてくれたのでした。寝ている人にはブランケット、の図式がちゃんと頭のなかにあるらしい。ジョ・オーはいいお兄ちゃんだねぇ、と褒めたら恥ずかしそうな顔で「Yeah…」だって。

「パジャマでおじゃま」のコーナーを見ていたジョ・オーがいきなり「ジョ・オー、サンサイじゃないよ」と言い出す。どうやら、TVに出ていた子が「○○です、三歳です」というのを聞いて、サンサイの座を取られたと思ったらしい。彼の頭のなかでは、他の人もサンサイという考えは存在しないようだ。

一冴が1分くらい手ばなしで立てるようになった。伝い歩きのスピードもかなり速くなって、考えてみればあと2ヶ月ちょっとで1歳なんだなぁ。なんだか信じられない。ごはんは何でもよく食べるし、いつも嬉しそうに笑っているし、健康だし、彼は正真正銘のハッピーベイビー。いたらない母親でも、ハッピーベイビーは自然にできあがるものなんですね…。

ボストンにある、教室のない学校の特集をTVで見て、う〜んなるほど…と思った。授業もテストもなく、興味のあることだけを好きなようにやるこの学校。校長が言っていた、「子供たちには食欲と同じように、生まれつきの知識欲や学ぶ力がある」という言葉に納得。日本の「ゆとり教育」ってなんだか胡散臭い感じがしていたけど、案外悪くないのかもしれないと思ったりして。でもいずれにせよ、大事なのは親の目(ケア)と思うけど。

なんだか一冴が「ママ〜」と言ってるような気がする。私がキッチンへ立つと、「(ン)ママァ、ママァ」と呼ぶのだ。そう聞こえるだけか、という気もするが、なかなかのグッドタイミングで言う。ジョ・オーが「ママー」というのをいつも聞いているわけだし、喋り出すのは案外ジョ・オーより早いかも。

公園に着いて車から一歩外へ出たら、ヒャ〜ッ。ものすごく寒い!一同家に引き返し、ぶ厚いコートにタイツ、マフラーなどを引っ張り出してきた。ベビーカーの一冴は、厚いコートと毛布でモコモコになりもう動けない状態。でもほんと、寒いんである。夕方から、「FUN TIME USA」という屋内遊技場へ。ゲームセンターと遊園地があるここはジョーの子供時代からあるらしく、レトロな雰囲気が漂う。周りの子供のはしゃぎ振りにジョ・オーはちょっと引いていた。