先輩ママ日記

もうたくさんの読者の方がお気づきのようですが、わがファミリーは日本へ引越しすることになりました。随分迷って悩んで、実は今でも「ほんとにいいのか?」と思っているところ。こんな優柔不断な私の背中を押してくれてるのは、フシギなくらいいつもきっぱりと迷いのないジョー。「大丈夫、すべてうまく行く」。この言葉を信じて、もうすぐnew lifeをスタートします。

メールをチェックするのに約5分コンピュータの前に座っただけの今日。夕方、フシギなことに気が付いた。部屋におもちゃが散乱していないのである。思えば今日はジョ・オーも一冴も私の行く所に金魚のフンのようについてきて、その場その場で手伝いをしたり遊んだりしてたっけ。母親とべったり一緒にいられれば、おもちゃは必要ないってこと?普段私が仕事をしている間、結構さみしい思いをさせているんだろうか…。

先週届いた引越し屋さんの梱包用ダンボール。ソファの裏にでーんと置いてあるのだけど、その黒い猫たちの顔が怖いと言ってジョ・オーが泣きそうになったので、ジョーは新聞紙をかぶせたのだという。本人に聞いてみると、ソファの左側の猫は怖いけど、右側のはOKなんだって。う〜ん、子供の目はフシギ。

昨日は2回もきちんとトイレでおしっこが出来たジョ・オー。今日はまったくトイレに行かず(つまりすべてトレーニングパンツの中)。で、帰宅したジョーが「トイレに行ったらこれあげるよ」とグミキャンディーの『ランチ詰め合わせ』(ハンバーガーとかフライドポテトの形になっている)を見せたら、すぐさま「オシッコ行く!」ときた。まったくもう、どういう心理なんだか…

一冴が、今日のランチのブロッコリーのパスタを手づかみではあるがほとんどこぼさず自分で食べた。テーブルの汚れが少なくてカンドー。ところでここ数週間、米粉のお菓子づくりに凝っている。小麦粉と違った風味が結構気に入っていて、今日はTVで見たクッキーを作ってみた。大人にもおいしいけれど、やさしい味でソフトなので子供向けにもグッド

ともちゃん夫妻のお宅へ家族でお邪魔。ともちゃんはもうすぐ里帰りするので、とりあえず今日が最後のお別れ。いつもそうなんだけど、もうほとんど実の叔母のように目を細めながらうちの子供たちを可愛がり、遊んでくれる。NYに来てから知り合って、同じ大学に通い、一緒に住み、色々なことを共に経験してきた。そして今はお互いに妻になっちゃって。私は母にもなっちゃって。ともちゃん、私のNY生活を支えてくれて心からThank you so much!

ジョーの仕事についてマンハッタンへ。終わるまで、ジョ・オーと一冴を連れて書店へ行き、その後セントラルパークを散歩。ここに来ると、NYに来た当初の野心に燃えていた時代を思い出すなぁ。ジョ・オーは文句ひとつ言わずにブックオフまで約30ブロックを完歩。ジョーと落ちあい、日系のカフェに。