先輩ママ日記

まだ馴染みのうすいこの界隈のどこでおむつを買うか?今日歩き回って分かったが、ここS町には気軽におむつや化粧品が買える大きなドラッグストアというものがないのだった(結局生協のスーパーで買った)。水準の高い小中学校や大きくて素敵な公園があって子育てには適した場所のように見えるものの、駅にはエレベーターはおろかエスカレーターもないS町。意外にキッズ・フレンドリーではないのかも…。

母の○回目の誕生日。池袋までディナーに出かける前に実家で落ち合う。たった5日ぶりなのに母は、「1ケ月も会っていないみたいな気がする。二人とも随分大きくなったみたい」なんて言いながら、愛おしそうにジョ・オーや一冴を抱きしめ、顔を眺める。二人も"サイコーに甘えさせてくれる人"との再会に嬉しそうだった。

涼しかったので、隣町のY電機まで歩いてみる。ベビーカーを押しながらのノロノロ歩きだったので、30分ほども歩くことになった。Y電機では目当てのオーブンレンジを購入。その後、公園に寄って遊んでからまた歩きでS町まで。さすがに今日は足がジンジンするよ…。しかし、文句ひとつ言わず、細い脚で私と延々歩き続けたジョ・オーの脚力には今更ながらびっくり。

台風直撃前で、我が家に滞在中の妹の仕事も今日は休み。みんなで静かに家にこもっていると、ジョ・オーが「外いこう!」とか言い出す。すると、一冴まで「いく、いく!」と玄関を指差しちゃったりして。すっごい雨降ってるんですけどぉ〜。

お昼に、母が観葉植物やら中身パンパンのスーパーの袋をたくさん提げて来てくれた。ジョ・オーも一冴も大喜びで飛びつく。私は新しいオーブンでクッキーを焼き、母の買ってきてくれた材料で夕食を作る。母をゲスト扱いして、いろいろ世話を焼いてみたり。「毎日会わない」ということは、「ときどき会う」をたいそうエキサイティングなものにしてくれる。

あと2週間ほどでジョーが遊びに来るので、ジョ・オーや一冴にもダディのことを頻繁に話して気分を盛り上げさせる。ディズニーシーに行こうか、素敵なテーブルとソファを買いに行こうね、自転車で大きな公園へ行こう、4人一緒にお風呂に入ろうか。一冴がどれくらいジョーのことを覚えているか、ジョ・オーがどれくらい英語でジョーと疎通がとれるのか。ちょっぴり心配…。

このダイアリーも今日で終わりです。たくさんの読者の方々、読んでくださって、また、いつも心強い応援をくださり、本当にありがとう。可愛い(という気持ち)だけじゃやっていられない育児。けれど、何があったってやっぱり我が子が可愛い、いとおしいという気持ちがあるからこそやっていられる育児なのだと思います。常に迷ったり悩んだりしてしまうけれど、子供を愛する気持ちが根底にあれば自分なりに正しい答えが必ず出るはずだし、子供にもその愛情は伝わるはず。そう信じて私はこれからもジョ・オーや一冴と接していくつもりです。母親になれて本当によかった。尊敬し愛する夫ジョーと、この子たちの親になれて本当によかった。これこそが私の人生最大のよろこび。それではみなさん、So long!