芸能人コラム

渡部陽一さん

【第8回】一日一日を濃く生きる

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戦場に暮らしている人たちは、激戦の中で、なにをよりどころにしていると思いますか?

僕が取材してきた限りでは、人が最後に生きのびる力は「家族」だと思うんです。

家族が一緒にいるから、食べ物を分けあい、着るものを分けあえる。家族のために自分を生かして…



%%tagname%%さん

Profile

わたなべ・よういち■1972年、静岡県富士市生まれ。明治学院大学法学部法律学科卒業。戦場カメラマン、フォトジャーナリスト。学生時代から世界の紛争地域を専門に取材を続ける。戦場の悲劇、そこで暮らす人々の生きた声に耳を傾け、極限の状況に立たされる家族の絆を見据える。単独取材ゆえの長期潜伏取材を得意とする。イラク戦争では米軍従軍(EMBED)取材を経験。これまでの主な取材地はイラク戦争のほかルワンダ内戦、コソボ紛争、チェチェン紛争、ソマリア内戦、アフガニスタン紛争、コロンビア左翼ゲリラ解放戦線、スーダン、ダルフール紛争、パレスティナ紛争など。2010年6月、長男誕生。最新刊の写真集は『MOTHER TOUCH 戦場からのメッセージ』(辰巳出版/2010年12月)。