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産後3~4ヵ月のママ

おっぱいが張らなくても出るように

赤ちゃんが1回に飲む量が増えてくると、おっぱいが張らなくなります。母乳が出ているのか心配になるけれど、赤ちゃんが「ほしがったらあげる(自律授乳)」を続けていると、吸う刺激でプロラクチンが分泌され、おっぱいがわき出てきます。自信をもって母乳育児を続けていましょう。

おっぱいが張らないのが心配になって「張るまで貯めてからあげよう」と時間をあけると、逆に母乳分泌が少なくなってしまいます。吸わせないとプロラクチンの分泌が減り、母乳も出なくなっていきます。回数を多く吸わせ続けることがポイント。

赤ちゃんは、お腹が空いているときだけでなく、ママに甘えたくておっぱいをほしがっている場合もあります。授乳後、時間をおかずに泣いても、母乳不足とは限りません。でも、四六時中、おっぱいを欲しがったり、体重が増えなかったりして、母乳育児が苦痛になってきたときは、ミルクとの混合も考えてみましょう。

おっぱいの飲み方にムラが出てきたり、ミルクを嫌がったり、赤ちゃんの飲み方にも個性が出てくる頃。一緒に遊んであげたり、お散歩に出かけたり、おっぱい以外の方法でもコミュニケーションをとりながら、この時期を乗りきりましょう。

どうする?次の赤ちゃん計画

「子どもは何人ほしい?」、「いつごろ、次の赤ちゃんをつくる?」など、夫婦で話し合って、次の赤ちゃんについて考えてみましょう。

はじめての育児でてんてこ舞いのときに、予定外の第2子を妊娠すると、ママはさらにたいへん! とはいえ、女性の生殖年齢にはリミットもあります。年齢が上がるにつれて、不妊治療が必要になる率も上がりますし、妊娠・出産時のリスクも上がります。

帝王切開だった人は、次の出産まで1年以上あけるように医師から指示されることが多いと思います。高血圧や糖尿病など持病をもつ人は、主治医との相談も必要です。

家庭や仕事の状況、夫婦の年齢、健康状態なども考慮しながら、2人の答えを見つけられるといいですね。

下着でシェイプアップする

妊娠中の体重増加が標準的だった場合、産後約6ヵ月で元の体重と体型に戻るといわれています。折り返し地点の産後3ヵ月……少しずつ戻っていますか?

体重がなかなか減らなかったり、増えてしまった場合は、基礎代謝に比べてカロリーオーバーになっていませんか?「授乳しているから」と油断して、二人分も食べているケースもあります。特に妊娠中の体重増加が標準以上だったママは、食事内容を見直して、積極的に運動をして、妊娠前のプロポーションを取り戻しましょう。

産後の体型をサポートする下着も、いろいろ売られています。けれど、あまり強い引き締め効果があるものは禁物です。この時期、ウエスト部分を強く締め付けると骨盤底筋にダメージを与えて、尿漏れや性器脱、臓器下垂の一因になることも。ガードルは骨盤をサポートするタイプで、変化する産後の体型に合わせてサイズ調節できるものがおすすめです。

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