月経困難症
読み方
げっけいこんなんしょう
症状の説明
月経の最中に、日常生活に支障をきたすほど激しい下腹部痛や腰痛、頭痛、イライラ感、眠気などの症状がみられ、治療が必要とされる場合をいう。
10~20代のころは、月経時に痛みのもととなる「プロスタグランジン」という物質が過剰に分泌されることによって起こることが多い。
その場合は、「プロスタグランジン合成阻害薬」で治療をする。
また、低容量ピルによってホルモンバランスのコントロールを行い排卵をストップさせると、症状が改善される。
30代以降は子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が続発することもあるので、原因に応じた治療を行う。
(2009年10月から掲載)