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抗リン脂質抗体症候群(APS)

読み方

こうりんししつこうたいしょうこうぐん

症状の説明

流産や早死産を繰り返す不育症の原因のひとつである自己免疫疾患。

自分の体を攻撃してしまう「抗リン脂質抗体」が異常に多く作られる病気。

流産を3回以上繰り返す「習慣性流産」や、細い血管が詰まりやすくなる「血栓症」、出血が止まりにくくなる「血小板減少症」などの症状が出る。

抗リン脂質抗体症候群による習慣性流産は、子宮胎盤の中に血栓ができたり、血流が悪くなることが原因。

診断は、採血して抗リン脂質抗体や血液凝固能検査を行う。

治療は血栓を予防する薬や、抗体ができないように抑制する薬などが使用される。

(2009年10月から掲載)

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  2. 不育症
  3. 習慣性流産・反復流産
  4. 抗リン脂質抗体症候群(APS)
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