呼吸法でリラックスする
お産に大切なのは、リラックスすることです。緊張して硬くなると、血管がきゅっと縮まって、子宮口まで緊張して開きにくくなり、赤ちゃんも通りにくくなります。
血管が縮まると流れる血液の量が少なくなり、赤ちゃんに十分な酸素が届かなくなります。リラックスすれば、血液が十分に流れるので、赤ちゃんにたっぷり酸素が届いて、元気な赤ちゃんが産まれます。リラックスの基本は腹式の深呼吸です。
腹式呼吸法
口をすぼめ、ゆっくりと息を吐いていく。ローソクの火を揺らすようなつもりで、肺の中の空気をすべて吐ききったら、1、2秒止め、今度はおなかに息をためるようなつもりで鼻から息を吸い込みます。
息を吸うときは、赤ちゃんにたくさんの酸素を送るイメージで。陣痛が起きたときも、この腹式の深呼吸をして、痛みを逃しましょう。