預け上手なママになろう
子どもを預ける、というと、中には罪の意識を感じてしまう人がいるようです。でも、そんなことありません。仕事復帰や病気などの「やむを得ない事情」でなくても、ひととき子どもから離れてリフレッシュする時間は、長い育児人生をエンジョイするために、とても大切! “預け上手”なママになっちゃいましょう♪
保育園(認可・認証・認可外・認定こども園・保育室)
仕事復帰を目指すなら、日中長時間子どもを預かってくれる「保育園」に預けるのはマスト。自治体の認可を受けて運営されている「認可保育園」のほか、認可保育園なみの保育内容や独自の保育サービスをかかげる「認証保育園」、民間運営で一時預かりや夜間保育など幅広いサービスがある「認可外保育園」、幼稚園と保育園が一体となった「認定こども園」、待機児が多い2歳児までの保育がメインの「保育室」など、さまざまな選択肢がある。
こんなときに利用!
- 仕事復帰したい
- 就職活動をしたい
保育ママ(家庭保育福祉員)
各自治体で認定された保育ママ(福祉員)が、自宅で子どもを預かるサービス。集団保育ではなく、家庭的な雰囲気の中で子どもを預かってもらうことができる。保育ママの多くは育児経験あり。首都圏や都市部など待機児童が多い地域では、保育園に入園できなかった家庭への救済措置としても活用されている。
こんなときに利用!
- 仕事復帰したい
- 就職活動をしたい
- 病気などで昼間子どもを見られない
一時保育(ひととき保育・緊急一時保育・幼稚園の預かり保育)
仕事や急用、リフレッシュなどで一時的に子どもを見られないときに利用できるサービス。保育園や預かり保育のある幼稚園、子育て支援センターなどで1日1~3千円程度で受け入れている。定員があり、事前の登録が必要な場合がほとんど。
こんなときに利用!
- 急用ができた
- 就職活動をしたい
- 病気などで昼間子どもを見られない
- リフレッシュしたい
- 集団保育、園の「慣らし」をしたい
ファミリーサポート
「子育て世帯を助けたい」という地域の人(サポート会員)が、子どもを自宅で預かってくれたり、園の送迎などをサポートしてくれる制度。どのような援助が必要かを事前に自治体(ファミリーサポートセンターなど)へ登録すると、条件に合うサポート会員を紹介してもらえる。利用料はおおむね1時間700~800円程度。
こんなときに利用!
- 急用ができた
- 就職活動をしたい
- 病気などで昼間子どもを見られない
- リフレッシュしたい
- ご近所に子育てを助けてくれる人がほしい
- 園の送迎を手伝ってほしい
- 降園後の子どもを預かってほしい
ベビーシッター
子どもの扱いに慣れたベビーシッターが、依頼者の自宅や自宅以外の場所で子どもの世話をしてくれる。理由を問わずさまざまなリクエストに柔軟に対応してもらうことができ、会社によっては病児・病後児の保育がOKのところも。価格は1時間数千円~と、比較的高価。
こんなときに利用!
- 急用ができた
- 就職活動をしたい
- 病気などで子どもを見られない
- 仕事が休めず病気の子どもを見られない
- リフレッシュしたい
- 夜間の保育に対応してもらいたい
- 園の送迎を手伝ってほしい
- 降園後の子どもを預かってほしい
- 子どもに食事をさせてほしい
- 冠婚葬祭などで別室で子どもを預かってほしい
病児・病後児保育
子どもが病気になったり、感染症の病後などで保育園へ登園できないときに、日中預かってくれる保育施設。看護師や医師、保育士など子どもの病気の専門家が常駐している。小児科や保育園などに併設されている場合がほとんどだが、定員が少なく、事前に自治体への登録が必要となる。
こんなときに利用!
- 仕事が休めず病気の子どもを見られない
ベビーホテル
夜間や宿泊を伴う保育に対応してくれる施設。認可外保育園のうち、午後8時以降の保育に対応していたり、宿泊を伴う施設をこう呼ぶこともある。24時間対応OKのところも。
こんなときに利用!
- 入院などで夜間に子どもを見る人がいない
- 夜間の仕事で預ける場所がない
- 病気で夜間に子どもを見られない
子育てシェア
株式会社AsMama(アズママ)が全国で提供している新サービス。助けてほしいその場で即時にヘルプを発信。携帯電話ひとつで、近隣に住む「助けてくれる人」「助けてほしい人」とすばやくつながることができる。預かりや送迎など、依頼内容はどんなことでもOK。報酬として支払う金額は1時間500円~700円程度。
こんなときに利用!
- 急用ができた
- 仕事中に子どもを預かってほしい
- 仕事が長引いて園の送迎ができない
- 就職活動をしたい
- リフレッシュしたい
(2014年1月から掲載)