未熟児網膜症

読み方

みじゅくじもうまくしょう

症状

低体重や早産で産まれてきた未熟児の赤ちゃんにおこりやすく、眼球をおおう網膜の血管に出血がみられるなど異常が生じる病気。網膜はく離などの視力障害の原因となる。

呼吸が上手に行えない未熟児の赤ちゃんには、人工的に高濃度酸素を配給するが、酸素が多くなりすぎると、未熟な赤ちゃんの網膜の毛管にダメージを与えるためにおこる。

処置の方法

未熟児の赤ちゃんは生後2~3週間ぐらいから定期的に眼底検査をして、網膜症が起こっていないかチェックが必要。

重度の網膜症で、網膜はく離の心配があるときは、光凝固法や冷凍凝固法といった治療で進行を防ぐ。

軽い網膜症があった場合も、放っておくと弱視になることもあるので、定期的に検査をして適切な治療を受けるようにする。

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