1ヵ月健診は出産した病院で
赤ちゃんの1ヵ月健診は、発育・発達は順調か、先天性の病気がないかを診てもらう大事な機会。生後4週間前後に、出産した病院で必ず受診しましょう。赤ちゃんの心配ごとや育児のわからないことは聞き忘れないように、メモをしておいて、質問するといいですよ。
里帰り出産をした場合は、1ヵ月健診の結果が順調なら、自宅に戻る日を決めます。移動時間が短くてすむ交通手段を考えましょう。
主な健診内容
身体測定
体重、身長、胸囲、頭囲を測り、発育状況をチェック。
原始反射
大きな音に驚いて両手を広げてビクッとするモロー反射など、刺激に対して反射的に動く、新生児期特有の原始反射がみられるかを確認。
診察
聴診器で心臓の音を聞いたり、おなかをさわるなどして、トラブルがないかチェック
問診
授乳の回数や睡眠のリズムなど、赤ちゃんの様子について聞かれます。診断結果に基づいて、母乳などの栄養指導も行われます。
また、ビタミンKの欠乏で起こる消化管出血や頭蓋内出血の病気を予防するためにビタミンK2シロップを飲みます。生後5~7日ごろに受けた先天性代謝異常の検査結果も渡されます。