ボーロをつまんで食べられる
赤ちゃんが小さなほこりをつまんでいて、びっくりしたことはありませんか? 10ヵ月になると指先も器用になり、小さなものに注目して親指とひとさし指でつまんだり、親指とほかの4本指でものをつかめるようになります。
親指と人さし指で小さなものをつまむことを「ピンチ把握」といいます。ピンチ把握ができるようになったら、おやつにボーロをあげてみましょう。
赤ちゃんがつまむ様子を観察していると、両手ともひとさし指から近づけていき、親指とひとさし指でさわって斜め上方からつまんでいることが確認できます。この時期のつまみ方の特徴です。
また、6~9ヵ月頃の握り方は、親指とほかの4本指で持っていても、手のひらがおもちゃに接していましたが、10~11ヵ月頃になると、おもちゃが手のひらに触れていなくても、親指とほかの4本指で対向面からはさんで持てるようになります。