卵巣ガン
読み方
らんそうがん
症状の説明
卵巣に発生するガンで、30~50代に多い。
かなり進行するまで自覚症状が現れないため、発見が遅れがち。
子宮ガンの検診の際に卵巣も診てほしいと伝えると、早期発見が期待できる。
肥満や高血圧、喫煙、動物性脂肪の過剰摂取が引き金となりやすい。
「ウエストサイズが大きくなった」、「おなかが張る」など、中年以降にありがちな変化でも、ガンをはじめ嚢腫や腹水など思わぬ病気が隠れていることがあるので、念のため検査を。
卵巣ガンは自覚症状が少ないうえに、腹腔内にばらまいたように転移しやすいため、予後は不良。
治療は切除手術と抗ガン剤による化学療法が基本。
卵巣ガンは比較的抗ガン剤の効果が高いので、近年、長期生存者も増えてきている。
(2009年10月から掲載)