まねをしてお手伝いをする
何でもママのやっていることをまねしたくなる1歳後半。お手伝いも楽しい遊びのひとつになります。食器をさげてくれたり、水やりをしたり、出勤するパパにハンカチを手渡したり、ママと一緒に何かできるのがうれしくて仕方がない様子。
いたずらも発想を転換すればお手伝いになります。ほうきでいたずらしていたら、「ここをきれいにしてね」とお願いすれば、喜んでやってくれます。子どもの掃除はご愛嬌。あまり上手にできなくても、終わったら「ありがとう。きれいになったね」と声をかけて満足感を高めてあげましょう。
1歳を過ぎると、子どもは食事のときにスプーンを使ったり、砂場でシャベルやバケツ、コップで遊んだり、道具を使いたがるようになります。おとなのまねをして道具を使うことで自分の領域を広げていくのです。
「子は親の鏡」ということわざにあるように、子どもは親を見て育ちます。親が足でドアをあけると子どももまねをするし、親が子どもをたたけば子どもも友だちをぶったりします。
社会性を育てるために、していいこと、悪いことをきちんと教えていかなくてはいけない年齢になりました。子育てはまさに親育てと同じことだということを思い知らされますね。