胎教を始める

胎教といっても、特別な英才教育や早期教育をして、天才赤ちゃんを作ろう、ということではありません。おなかの赤ちゃんに、気持ちよくのびのび育ってもらおうというもの。

そのためにいちばん大切なのは、ママが健康に、心地よくリラックスして暮らすこと。それが胎教なのです。

ママがリラックスしていると血液の流れがよくなり、赤ちゃんに十分な酸素や栄養が運ばれます。逆にママにストレスが多いと、血流が悪くなって、赤ちゃんに十分な酸素や栄養が届かなくなるのです。

赤ちゃんとママは一心同体。ママ自身の快適とリラックスを心がけて、心地よいこと、楽しいことをしましょう。おなかの赤ちゃんを想って、おなかをなでたり、ベビーグッズのカタログを見て楽しんだり、赤ちゃんのおくるみなどをつくってもいいですね。家族や友人たちと楽しく過ごしても。

また、妊娠5ヵ月頃になると、赤ちゃんの耳が聞こえるようになります。赤ちゃんにはいっぱい声をかけましょう。おなかの赤ちゃんに名前を付けて呼びかけたり、「いい天気！」「花がきれいね」と話しかけたり、ママが好きな音楽を聴いたり、歌をうたったり、絵本を読むのもいいですね。