戌の日に腹帯を巻く
「戌(いぬ)の日」というのは、十二支の1つ。十二支は生まれ年に配して12年に1回めぐっていますが、十二支は日にもあって12日に1回めぐってきます。
犬は子だくさんでお産が軽いということにあやかって、戌の日に神社に安産祈願に行き、さらしの腹帯(はらおび)を巻く慣わしがあります。
腹帯は「祝帯」、「岩田帯」とも呼ばれます。赤ちゃんを授かったことを祝い、そして岩のように強くたくましい赤ちゃんを授かるようにという願いを込めた儀式です。
腹帯や、同じような目的で付ける「マタニティガードル」は、医学的には、してもしなくてもどちらでもいいといわれます。ちなみに腹帯・ガードル派は、次のようなメリットを感じています。
- おなかや腰の冷えが予防できる
- 重くなったおなかを支えてくれる
- 腰痛がやわらぐ
- おなかが包まれているので安心感がある
- 妊婦を自覚して生活にも気を付けるようになる…etc.
腹帯やガードルをつけるときは、お腹を締め付け過ぎないように注意しましょう。