基本の一品離乳食レシピ
しっかり押さえておきたい離乳食のレシピを紹介!
和風だし
昆布10cmと水3カップを鍋に入れて火にかけ、沸騰する直前に昆布を取り出し、かつお節をひとつかみ入れます。
ひと煮立ちしたら火を止め、かつお節が沈んだら網などでこします。
洋風スープ
にんじん、たまねぎ、キャベツなど冷蔵庫にある野菜を200g用意して、洗ってみじん切りにします。重さの目安は、にんじん中1本約200g、たまねぎ中1個約200g、キャベツの葉1枚約80g。
鍋に野菜と水3カップを入れて火にかけます。弱火で30分ほど煮、野菜がやわらかくなったら網などでこします。
ゆでた野菜も温かいうちにつぶして、離乳食にどうぞ。
ごはん
米1/2カップをといで厚手の鍋か土鍋に入れ、10倍がゆの場合は水5カップを加えて30分ほどおきます。
完全にふたをするとふきこぼれるので、箸をかませてふたをして強火にかけます。煮立ったら弱火にして60分ほど炊いたら火を止め、10分蒸らしたらできあがりです。
初期の最初は10倍がゆを米粒が残らないように裏ごししてペースト状に、慣れてきたらつぶしがゆにします。
※米に対して水の量は、初期(10倍がゆ)は10倍、中期(7倍がゆ)は7倍、後期(5倍がゆ)は5倍、完了期(軟飯)は2倍。 米1/2カップの場合、お米を炊く時間の目安は、10倍がゆ以外は約40分。
パン
食パン(8枚切り)1/6枚は耳をとり、みじん切りに。鍋にパンとミルク1/2カップを入れて弱火にかけ、やわらかくなるまで煮込こみます。
火を止め、ふたをして蒸らすとふっくら仕上がります。野菜スープで煮込むと違った味が楽しめます。
初期はすりつぶしてペースト状に。中期以降はそのままで。
かぼちゃ
かぼちゃは、皮と種をとって小さめの一口大にカット。鍋にかぼちゃとかぶるくらいの水を入れて充分やわらかくなるまで煮ます。
かぼちゃをすり鉢やスプーンの背などですりつぶし、ゆで汁を加えてペースト状にのばします。
後期以降は一口大にカットして、やわらかく煮ればそのまま食べられます。
にんじん
にんじんは皮をむき、薄切りに。鍋ににんじんとかぶるくらいの水を入れて充分やわらかくなるまで煮ます。
にんじんをすり鉢やスプーンの背などですりつぶし、ゆで汁を加えてペースト状にのばします。
後期は1cm角、完了期はスティック状にカットして、やわらかく煮た物をそのまま食べさせて。
だいこん
だいこんは皮をむき、薄切りに。鍋にだいこんとかぶるくらいの水を入れてやわらかくなるまで煮ます。
だいこんとゆで汁をすり鉢に入れてすりつぶしてペースト状にします。
後期以降は、1cm角、または厚めのイチョウ切りにして、だし汁でやわらかく煮てそのまま一品に。
ほうれん草
ほうれん草の葉先をやわらかくゆでます。冷水に通してあくを抜き、水気をよく絞って、細かく刻みます。すり鉢ですりつぶし、水を適宜加えながらペースト状にします。
後期以降はそのまま粗くみじん切りに。
ブロッコリー
ブロッコリーの穂先(花の部分)を細かく刻んで、やわらかくゆでます。網などでブロッコリーとゆで汁にわけます。
ブロッコリーをすり鉢でつぶしてから、ゆで汁を加えてペースト状に。
後期以降はやわらくゆでて、食べやすい大きさに切ったものを食べさせます。
白身魚
脂身の少ない白身魚の切り身を選び、煮立った湯に入れて、あくをすくいながらゆでます。
粗熱が取れたら、ゆで汁から取り出し、指でほぐしながら骨と皮を取り除きます。
身がほぐれたらすり鉢ですりつぶし、ゆで汁を加えてペースト状に。片栗粉でとろみをつけると食べやすくなります。
後期以降は、ゆでたあと食べやすくカットしてあげましょう。
ささみ
ささみ10gは筋を摂り、やわらかくゆでます。すり鉢ですりつぶし、ゆで汁を加えて、ペースト状にのばします。
食べにくいようなら、片栗粉小さじ1/2を同量の水でといて全体に加え、火を通してとろみをつけます。
後期以降は、手で細かくほぐします。