線が描けるようになる
1歳前の赤ちゃんの絵は、クレヨンをトントン打ちつけて描く点や手の横の往復運動による点を長くしたようななぐり描きでした。でも1歳を過ぎると、ものをつかんで持ったまま動かせるようになるので、クレヨン等の筆記具と手を一体化させて絵が描けるようになります。
まだ上手にできないときは、ママが手を添えて一緒に描いても楽しいですね。はみ出してもいいように、新聞紙を敷いて、大きめの紙を用意してあげましょう。
13ヵ月頃になると、手を往復させる幅と回数も増えて、しっかりした線の描きなぐりに。15ヵ月頃には縦の線も加わり、やがて、手首を軸にして描く弧やぐるぐるから、20ヵ月頃にいびつながらも始点と終点がつながった○を描けるようになります。