犬は「ワンワン」、車は「ブーブ」に
1歳になると「ワンワン」(犬)、「マンマ」(食べ物)、「ブーブ」(車)などの言葉が言えるようになってきます。動物をすべて「ワンワン」、動くものをすべて「ブーブ」と呼ぶように、この時期の対象の範囲は広く、細かい区別はありません。
「ワンワン」という幼児語を「犬」と訂正して言い直す必要はありません。幼児語は喃語(なんご)に似ていて赤ちゃんにとって発音しやすい言葉と言われています。この時期は、発しやすい言葉で、伝える・伝わるコミュニケーションの楽しさを感じ合いましょう。
「ワンワン」や「ブーブ」の出てくる絵本を読みながら、赤ちゃんといっしょに指をさしたり、おしゃべりするのは、親子ともに楽しいひとときです。
また、この頃になると、興味あるものを見つけて「アー」と指さすだけでなく、ほしいものや行きたい方向を指さして明確な要求をするようになってきます。