夜泣きは生活リズムも見直して
5ヵ月頃になると、夜泣きが始まることがあります。おっぱい&ミルクは足りているし、おむつもきれいだし、暑がっている・寒がっているわけでもない。抱っこしてユラユラしたり、背中をトントンさすったり、子守唄を歌ってみたり……。あれこれやってみても、いっこうに泣き止まない赤ちゃん。
夜泣きが数週間続くと、睡眠不足に悩まされて、ママもパパも疲れ果ててしまいますよね。
原因ははっきりしていませんが、生活リズムの乱れや運動不足、昼間の精神的な高ぶりの影響、乳幼児特有の情緒不安定などが挙げられています。夜泣きに効果のある漢方薬もあるので、あまりにひどいときは小児科で相談してもいいですね。
生活リズムを見直そう
早寝早起き、規則正しい生活になっていますか? 朝はカーテンをあけて太陽の光をいっぱい取り入れて、夜は照明を薄暗くして、生活のリズムをつけていきましょう。個人差はありますが、6ヵ月頃のお昼寝は午前1回、午後1回。午後のお昼寝時間が遅めになっているときは少し早めにしてみましょう。
日中は赤ちゃんといっぱい遊び、散歩にも出かけましょう。外気に触れ、太陽の光や風を感じたり、公園で子どもたちが遊ぶ姿を見たり…。外の世界の刺激は赤ちゃんの発達に大切です。でも、ショッピングなどで慣れない人ごみに連れ出すと、かえって興奮して夜泣きすることもあります。
気分転換&諦めることも大事
赤ちゃんが泣く→ママがイライラしたり不安になる→赤ちゃんが敏感に感じ取ってさらに激しく泣く……。そんな悪循環に陥っていませんか? そんなときは、ひとりでベランダにでも出て、外の空気を吸い、気分転換してみましょう。
また、ママが赤ちゃんの声に敏感に気づき、夜中に声をかけたり授乳することで、赤ちゃんが自分の力で寝入ることができなくなる、という考え方も。だから西洋では赤ちゃんを別室で一人で寝かせる習慣があるんです。赤ちゃんが諦めて自分の力で寝入るまで放置することは、赤ちゃんの入眠訓練になるかもしれません。