スターチがゆをあげてみる
食べ物に興味を示すようになり、口にスプーンを入れても舌で押し戻さなくなったら、どろどろのおかゆを少しあげてみましょう。この時期は栄養を摂ることが目的ではなく、スプーンで舌にのせられたものを口を閉じてゴックンするための練習です。
きげんのいい時間帯を選んで、毎日同じ時間にあげるのが理想です。まずは1さじからスタート。「まんまを食べようね。あーん」と声をかけ、上手にゴックンできたら、「おいしいね」と話しかけます。食べ終わったら、おっぱいやミルクを飲ませましょう。
10倍がゆの作り方
米1/2カップをといで、厚手の小鍋に入れる。そこに水5カップを加えて、30分ほど浸します。完全にふたをするとふきこぼれるので、箸をかませてふたをして強火にかけます。煮立ったら弱火にして、60分ほど炊いたら火を止め、10分蒸らしたらできあがりです。
離乳食の最初は、10倍がゆを米粒が残らないように裏ごししてペースト状に、慣れてきたらつぶしがゆにします。
離乳食のあげ方
1日1食材1さじから始めて、2、3日かけて1さじずつ増やしていき、1週間で3~5さじへ。新しい食材は再び1さじからスタートします。卵や肉、大豆、豆腐などたんぱく質の食品も、アレルゲンとなる可能性があります。味噌汁の上澄みやコンソメスープにもたんぱく質が含まれるので、もう少し後(7、8ヵ月以降)であげるようにしましょう。