保育所を探す
出産後も働き続けるという人は、今から赤ちゃんを預ける先の情報を集めましょう。預け先には、保育所、保育ママさん、ベビーシッターさんなど、いろいろありますが、保育所などは、入りやすい時期、入りにくい時期など、タイミングもあります。
保育所の種類
国の基準を満たした「認可保育所」と、自治体独自の基準を満たした「認証保育所」、それ以外の「認可外保育所(無認可)」があります。下見をして自分の目で確かめましょう。
認可保育所
園庭や調理室などの施設や、子どもの人数に対する保育士の人数など、国の基準を満たしている保育所。保育時間はだいたい朝7時~夜7時で、深夜や日曜・祝日には対応していないことが多い。保育料は所帯の所得税額、子どもの年齢によって違う。
認証保育所
一部の自治体にのみ設置。地域の事情や保育ニーズに合わせて、自治体が独自に定めた基準をクリアしている保育所。駅前にあったり、小規模で運営していたり、低年齢の子どもを預けられたり、長時間保育に対応していたりと、さまざまな特色がある。
認定こども園
幼稚園と保育園の機能をあわせもつ新しい施設で、国が定めた基準を元に、各都道府県知事が認定。親が働いているかいないかに関わらず、0歳児~就学前児童までの乳幼児を最長8時間預けることができる。
認可外保育所
「一定の基準を満たしている」と自治体が認定している施設と、そうでない施設がある。ベビーホテルや託児所などもここに含まれる。保育時間が長く、時間の融通がきくところが多い。保育料は認可・認証保育所より高めの傾向。
認可保育所の申し込み方法
4月がいちばん入りやすいタイミング。産休明けから入れるところと、生後8ヵ月からOKというところなど、条件は保育所によって違う。入所は母親が仕事をしていることが条件だが、働いていなくても親の介護をしているなども対象。
4月入所希望
前年の11月ごろから募集が行われる地域もある。早めの情報収集が決め手。
4月以降に入所希望
復職する半年から数ヵ月前には問い合わせを。申し込みの締め切りや入所月の規定などが自治体によって違う。
その他の保育方法
保育ママ
子どもの保育や教育を経験した人が、その人の自宅で預かってくれる。自治体の補助がある場合も多いので保育料も割安。役所に問い合わせを。
ベビーシッター
民間経営で自宅にベビーシッターが来てくれる。保育ママより割高だが、時間の融通がきく。
ファミリーサポートセンター
保育をする人と、される側が会員登録して、子どもの世話をしてくれる。自治体の子育て支援サービスのひとつ。母親が働いていなくても利用でき、保育料も安いが、必ず利用できるとは限らない。役所に問い合わせて。