薬疹
読み方
やくしん
症状
薬を飲んだり注射した後、全身に赤い小さな湿疹ができたり、赤い斑点ができたりする。
高熱やせき、呼吸困難などの症状をともなうことも。目、鼻、口の中などの粘膜がただれ、重症の場合は死に至ることもある。
抗生物質や鎮痛剤、解熱剤などの薬剤に対するアレルギー反応によって生じる。
症状は、薬を服用した直後にあらわれる場合と、数日後にでる場合がある。
処置の方法
薬疹が疑われるときは、すぐに受診する。飲んだ薬があれば持参を。原因となった薬の服用を中止し、皮膚にできた湿疹はステロイド剤などで治療する。
再発予防のために、原因となった薬剤名を控えておき、市販薬を買う時や医師の処方を受ける時にきちんと伝えることが大切。