トラブルは子ども同士で解決
集団で遊ぶようになると、子ども同士のトラブルも増えてきます。正義感からルールを守らない友達を非難したり「△△ちゃんはズルイから入れてあげない」と言い出したり。
トラブルの原因は、場所や物の取り合いも多いようです。大人の仲裁が必要なときもありますが、まずは、子どもだけでトラブルを解決させてみましょう。取っ組み合いのけんかになることもありますが、危険でない限りは成り行きを見守って。
相手とどんなふうに話し合い、どう折り合いをつけ、自分はどこでがまんするか、ということを学ばせましょう。こうしていくうちに、自分の要求だけでなく相手の要求も受け入れながら、思いやる気持ちも生まれてきます。
5歳近くなると、自分から「ごめんなさい」とあやまれる子どもも。他者と関わり合い、トラブルを解決する方法を学ぶことで社会性を培っていきます。